青色パトロールカーの防犯放送

　青色パトロールカーで町内を巡回するときに、スピーカーから防犯の注意を流している。井野中学校の放送部Nさんが町内にいるのでテープに録音してもらい、これをCDにコピーして放送している。（最新の軽自動車はテープの再生機能がない）

　忍び込みや空き巣を防ぐための防犯対策、ひったくり事件に対する具体的な注意点などを可愛い声で流すので人気がある。しばらく続けるうちに、直近の犯罪情報も流したいと思うようになった。

　警察署が週に1～2回管内の犯罪情報がメール送信してくれる。そのうちユーカリが丘と宮ノ台地区の犯罪を具体的に取り上げることにした。当初はCDのアナウンスと交互にマイクを使って原稿を読んでいたのだが、それでも20分以上話をするので口が乾いてしまう。

　そんな状況をみた防犯委員のHさんがICレコーダーを勧めてくれた。ICレコーダーは操作も簡単で音質も良いし、CDに入れるのと違い簡単に内容を更新できる。早速購入して青色パトカー運転の許可書を持っている3人が交代で録音することにした。

　今回初めて録音の当番になったIさんから電話で「どうしても録音できない」と言ってきた。機器を見ながら話を聞くと操作に間違いはない。電池はあるしなぜだろう？ふとボリュームを触ってみると最小になっている。これでは録音できないわけだ。ボリュームを上げて一件落着となった。

　今は「6丁目のローソン裏で、50歳代の女性がバックをひったくられる事件があった」などと放送する。さらにお知らせとして、今月23日に行う防災訓練のPRも流している。住民に参考となる情報だと思っているが、ひょっとすると自己満足かも―。