悠々人生

気が多すぎて「時間破産」状態。もっとゆっくりとした人生が目標です。

小竹小学校の卒業式

2010-03-18 20:35:28 | Weblog
 21年度(第30回)61名の卒業式は9時30分開式。5年生以下の在校生が着席、続いて来賓も着席してしばしの静寂の後、ブラスバンドの元気な演奏に迎えられて卒業生が入場した。詰襟の学生服や私立中学の制服を着た児童たち。

 国歌斉唱に続いて卒業証書の授与。小学校でも流れ作業だが、名前を呼ばれると元気な返事をして、一人ずつ壇上で受け取る。いつもの態度とは違い、緊張した姿ときびきびとした動作が気持ちよい。91名に渡し終えるまで約30分。

 学校長の式辞が分かりやすく、しかも中学に進む児童を励ますすばらしい内容だった。教育委員会の告辞は決まりきったもの、来賓の祝辞は市会議員とPTA会長の2人。市会議員はゲーテの言葉から引用して何か言っていたけれど理解しにくい。誰に祝辞を言っているのだろう?

 PTA会長は言葉を飾らず子ども達にも分かりやすい話だった。挨拶の勉強になる。中学校と違うのは卒業生の言葉を全員が一言ずつつないで語り、歌につなぐ。これに答えて在校生も同じように短いフレーズをつないでいく。そして昨年は歌っていない「仰げば尊し」を合唱した。今年歌ったのは児童あるいはPTAの発案だろうか。どちらにしても良いことだ。

 昨年は小学校の卒業式参列は初めての経験なので感激したが今年は余裕があり、冷静に話を聞くことが出来た。素晴らしい2時間の卒業式だったが、さらに1年生の態度も良かった。式典の2時間をおとなしく座っている。入学式の時は後ろを振り返ったり、ガサガサしていた児童が1年でこれだけ成長した。スクールガードの時に褒めてあげよう。

  
コメント
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