「主なる神の前に置く」
ユダの王ヒゼキヤは、アッスリヤ王セナケリブの軍の侵攻にあっていました(イザヤ36~37章)。そして、セナケリブ王はラキシをヒゼキヤ王の所へ使者として遣わし、アッスリヤの大軍の前には、ヒゼキヤ王が信じている神など助けにならないと罵倒し、すぐに降伏するように手紙を渡すのです。ヒゼキヤ王は、その手紙を受け取り、すぐに主の宮にのぼって主の前にそれを広げ祈るのです。その祈りの内容は、あなただけが真の神、天地を創造した神です。他の国々は偶像の神を信じていたので滅ぼされましたが、あなたは真の神です。救い出してください。そうすれば、あなただけが真の神であることを他の国々の人たちは知るでしょうと。
ヒゼキヤ王は、その苦悩の時に、主の前に行って、彼の課題・問題を置いたのです。ただ単純に、しかも正直に、神の導きを求めました。彼は、神の勝利と祝福を得たのでした。
「あなたのなすべき事を主に委ねよ、そうすれば、彼があなたの計画をすべて手配してくださる。」(箴言16章3節)
2011・2・6