静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2014年06月08日 | 説教要約
「聖霊なる神に導かれる」 使徒行伝15章22~35節 

「すなわち聖霊とわたしたちとは、次の必要事項のほかは、どんな負担をも、あなたがたに負わせないことに決めた。」(使徒行伝15章28節)

 エルサレム会議の後半より、主のお言葉をいただきます。ペテロ、バルナバ、パウロの後、エルサレム教会の指導者でありましたヤコブが総括して語りました。それを会衆は承認し、代表者を選び、彼らにエルサレム会議での結論を書面にして、アンテオケに派遣をしたのでありました。

Ⅰ 聖霊と私たちは決めた(28)
 教会は、牧師や信徒の考えや願いだけによって進められていくのではありません。教会は、聖霊なる神によって導かれています。自分たちの何かではある以上に、神のみ心が大切であります。ペテロは、「救いは神の恵みであること」を「神が・・神が・・」とそれを神の御心であり聖霊の導きであることを強調しました。ヤコブもアモス9:11,12を引用し、神の計画にあると語りました。この会議での結論は、聖霊の導きの下には、何人もそれに従うという謙遜な魂をもっていたからこそ、互いに一致する結論に達したのでありました。そうして、福音の本質が正しく認識され、福音が異邦の地に宣教される神学的基盤が確立されたのであります。

Ⅱ 決められた内容
 決められた内容は、異邦人も救われるためには律法を守る必要はなく、主イエスの恵みによって救われることであります。
 そして、救われた者同士、お互いの信仰の表現の違いを乗り越えて教会の交わりが続けられるために、特にここでは、ユダヤ人クリスチャンに愛の配慮としての四つの項目をあげたのでありました。

 聖霊なる神の導きに従ったからこそ、教会は神のみ心に沿って歩むことができました。私たちの教会もそうありたいのです。

2014.6.8 説教者 杉本守
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