静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2015年03月22日 | 説教要約
「主イエスにより頼む幸い」 詩篇118篇1~29節

 国民的祭日(過ぎ越しの祭り)にあたり、神殿への厳かな行列にて歌うために用いられた詩であり、バビロンからの解放、神殿も再建(BC518)後、礼拝者が神殿の門から、神殿の中庭、祭壇の前にまで進む流れが描写されていると言われています。神殿聖歌隊のかけ声と会衆の応答が繰り返されています。

Ⅰ 苦しみの中で主に寄り頼む者
 すべての国々が私を取り囲んだ(10)、はちのように(12)など、取り囲んだと4回、八方塞り、敵対者の攻撃を受けた神殿再建時の苦労が、背後にあります。この中で、主を呼び求め、人や君主より頼まず主に寄り頼みました。

Ⅱ 苦しみから救われる神
 主なる神は、この叫びに応えられ、広いところに置かれたのであります。それは、囲まれた狭い場から安全な場に導かれたのであります。どのような苦しの中でも、主なる神が味方なであるなら、誰が敵し得ようか(ローマ8:31)。主なる神は、神殿と城壁を再建されるのです。
 22~23節に、バビロンからの帰還民が、瓦礫の中から神殿を再建した出来事は、やがて、神が本当の神殿を完成されることの“予表”でもあります。神は本当の神殿を完成なさろうとなさっています。それは石で出来た神殿ではなく、神を礼拝する人々による神殿です。その神殿建築のために、神はイエス・キリストをおつかわしになりました。

 救いをなされる神に寄り頼む時、私たちはどんな時にも幸を得るのです。このことを経験している者たちは、神に感謝し、神をほめたたえるましょう。

2015/3/22 




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