静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2023年04月02日 | 天のマナ
「主イエスの愛があふれ出る十字架上の七つの言葉」
 私たちは受難週を迎え本日は棕櫚の主日です。ロバの子に乗って主イエスはエルサレムに入場し、群衆は自分の上着や棕櫚の枝葉を道に敷き、「ホサナ」(意味:今、救ってください。後に賛美に伴う感嘆詞となる)と叫び迎えました。その4日後主イエスは、ユダヤ人の指導者たち(祭司長、律法学者)やローマ兵により、十字架につけられました。主イエスは、全人類の罪を負い、全人類に代わって神の裁きを十字架上で受けられたのです。その十字架上で七つの言葉を叫ばれました。第一声は、「父よ、彼らをお赦し下さい。彼らは何をしているかわからずにいるのです」という自らを十字架につける者達への赦しと執り成しの祈りでありました。2番目は、「よく言っておくが、あなたは今日私と一緒に楽園(パラダイス)にいる」の言葉で、隣に十字架につけられた強盗への救いの宣言でした。3番目の「女よ、見なさい。あなたの子です」「見なさい。あなたの母です」は、母マリヤの今後の歩みを配慮する愛の言葉でした。4番目は「わが神、わが神、どうして私をお見捨てになったのですか」という神に捨てられた叫びは、主イエスがまさしく全人類の罪を負われた事実を示しています。5番目の「渇く」は、主イエスの十字架が空想ではなくリアル(現実)のものであることを示します。6番目の「成し遂げられた」は、十字架において人類の罪の贖いは完了し解決されたということです。最後の7番目の言葉は「父よ、私の霊を御手に委ねます」で、主イエスは最後の最後まで父なる神を信頼し身を委ねたのでした。この7つの言葉が私たちの胸に響きます。
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