「主なる神に従い歩め」 詩篇81篇1~16節
この詩篇は、仮庵の祭りに歌われた詩篇であろうと言われています。それは単なる収穫の感謝だけではなく、出エジプト後の荒野での仮小屋生活において、主なる神が必要を備え導いてくださったことを感謝する意味合いがあり、民はこの祭りで仮小屋生活をしたのでありました。
Ⅰ 神の神の民への願い
仮庵の祭りへの召集(1~5)に続き、6節からは、主なる神からのメッセージが語られています。そこには神の神の民への願いがあらわされ、その内容は、神の民が神に聞き従い神の道を歩むことであります。神の御思いは明白であります。
Ⅱ 神に聞き従う者への神の祝福
神のこの詩篇でのみ思いは、「信仰の口を真の神に向かって広げよ」ということです。偶像ではない、どんな時でも真の神に広げるのです。なぜならば、真の神こそ、私たちを満たすことができるからであります。たとえ岩の上であっても蜜を。ききんの際にも神は必要を与えるのです。
神は、私たちが信仰の口を大きく開くのを待っておられます。神に従い歩むこととは、信仰の器を大きく神む向かって開くことなのです。
2013.10.13 説教者 杉本守