「荒れ野に希望の十字架が復活」(仙台・宮城野区)
東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた仙台市宮城野区の「シーサイド・バイブル・チャペル」で、がれきの中から掘り出され、再建された十字架が被災者に希望を与えている。海岸から約700メートルの場所にあった教会は、津波で流され周囲はがれきの山と化した。だが、震災から3日後に信徒やボランティアががれきの中から十字架の土台部分を掘り起こし、失われた十字架本体を作り直したという。
見渡す限りのがれきの中で行われた礼拝には、全国からボランティアを含めておよそ50人が参加し、震災で亡くなった人々に祈りをささげた。自身も被災して家を失った同教会の内藤智裕牧師は「少しでも被災した方々の希望になれば」と話している。 (msn 産経ニュース )
「そして、希望は失望に終わることはない。なぜなら、わたしたちに賜っている聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからである。」(ローマ人への手紙5章5節)
2011/4/22