静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2013年03月03日 | 説教要約

「罪の赦す契約」 またいによる福音書26章26~30節

 大きな重要な契約であればあるほど、サイン、ハンコ、実印や印鑑証明が必要でしょう。主イエスはこの最後の晩餐で、人類に対する神の新しい契約を結んで下さいました。それは何によって結んでくださったのでしょうか。

Ⅰ 旧き契約

 神と人類との最初の契約は、アダムとのものでありましょう。その後、さまざまな契約が結ばれますが、大きなものとしては、出エジプトの時の過越しのものであり、また十戒を中心とするシナイ契約(出エジプト19~24章)であります。過越しの時には小羊が、シナイ契約では雄牛の血が流され、命が払われました。神は契約に常に真実でありましたが、人類は神との契約を破り続け、神に従わず偶像を拝みさばかれるものでありました。

Ⅱ 新しい契約

 そこで神は、この過越しの食事の時に、神のひとり子救い主イエスによって旧い契約を成就し、さらに新しい契約を私たち人間と結んでくださったのです。それは新しい契約は、動物の血や命ではなく、世の罪を取り除く永遠の神の小羊として、罪のないキリスト・イエスの血が流され命が払われ結ばれるものでありました。私たちは、信仰により救いを受ける新しい契約のうちにあることを感謝せずにはいられません。

 本日も聖餐式にあずかりますが、信仰をもって、いのちを注いでくださった主をおぼえあずかりましょう。

2013/3/3 説教者 杉本守

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