静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2014年05月18日 | 説教要約
「神が自らを現す啓示」 使徒行伝14章8~18節

「神は、むかしは、預言者たちにより、いろいろな時に、いろいろな方法で、先祖たちに語られたが、この終わりの時には、御子によって、わたしたちに語られたのである。神は御子を万物の相続者と定め、また、御子によって、もろもろの世界を造られた。」
(ヘブル人への手紙1章1~2節)

 第一伝道旅行は、ルステラの町での宣教に至ります。この箇所より神の言葉をいただきましょう。

Ⅰ 被造物なる人間
 神はパウロを通して、足の不自由な者を癒しました。それらを見ていた群衆は、パウロとバルナバを偶像化し礼拝をささげようとします。パウロは、彼らに叫びそれを止めさせるのです。それは、人は神に造られた者であり、被造物に過ぎず、被造物を神とするのは愚かでありむなしく、まさしくそれは罪であるからであります。人間は、どれほど被造物を神とする愚かな罪を犯し続けているのでしょうか。現在もそうであります。
富士山の頂上でご来光を見て、その荘厳さに打たれ、拝みたくなる気持ちはわからないではではありませんが、しかし太陽は神の被造物であり、人間が拝む対象は被造物なる太陽ではなく、太陽を創造された神を拝むべきなのであります。

Ⅱ 創造なる神の啓示
 パウロは、真の神を群衆に示します。まずは一般啓示である自然を通して神は自らをあらわしておられることを語ります。しかし、それだけではなく、神の救いのメッセージを語っています。それは、特殊(特別)啓示であります。神は、御子イエス・キリストによって自らを啓示し、御子によって救いを与えられたということです。最初に掲げたみ言葉(ヘブル書1章1~2節)にもあるようにです。自然や歴史からは、神の存在を知ることができますが、神の救いを知り受けるには、御子イエス・キリストによって、聖書によって知る以外にありません。

 今も神からの語りかけを受けている私たちは、聖霊の働きにより、照明をいただき、神のみ心にかなった者として歩んでいきましょう。

2014/5/18 説教者 杉本守
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