「最初の教会の姿」 使徒行伝2章41~47節
聖霊が降り、最初の教会がスタートしました。ペテロの「主イエスこそ、救い主」であるとのメッセージに多くの人が救われ、教会に加わりました。その最初の教会の姿を見ていきましょう。
Ⅰ 御言葉に立ち麗しい教会
教会は、まず使徒達の教えを守っていました。使徒達の教えとは、「旧約聖書(特に律法と預言)が救い主イエスによって成就したこと、救い主イエスのメッセージ、癒しや奇跡の御業、そして十字架と復活による救いの業」のことであります。
また、彼らは聖餐式も行い、日々、礼拝と祈りをしていました。さらに、食事を共にし、「神の家族であり一つである」という深い意識を持ち、麗しい姿でありました。
Ⅱ 宣教する教会
また、教会は外に向けても、豊かな証しをしていました。それは、福音が語られ、御言葉に伴うしるしが、神の特別な業として次々になされていきました。多くの地域の人達は、教会の麗しい姿、宣教の力を目の当たりにして、教会の人々に好意を持ちました。そして主は、彼らをも救いに導き、この教会に加えられたのでした。
私達の教会はどうでしょうか?私達が互いに愛し合うなら、神は私達の内にいまし、神の愛が私達の内に全うされるのです。エルサレム教会のような麗しい教会、宣教する教会にさせていただきましょう。
2008/5/25 説教者 杉本守