静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2007年08月19日 | 説教要約
「イエスこそ救い主」 マルコによる福音書8章27~37節

 主イエスは、しばし群集から離れ、弟子達を教育し訓練するための時間を持ちました。その最初に主イエスは、弟子達に「あなたがたは、わたしを誰だと言うか」と聞かれたのでありました。

Ⅰ 救い主なるイエス 
 主イエスと共に歩んできた弟子の一人であるペテロは、主イエスに「あなたこそ神の子キリストです」と応えました。「キリスト」とは、「油注がれた者」であり、旧約時代には、「王、祭司、預言者」の就任の時に油が注がれました。ダビデ以降、「キリスト」は、「救い主」として待望されてきました。まさしく、主イエスは、救い主としてこの世に父なる神から遣わされ、救い主としての公の働きを洗礼における聖霊(油)の注ぎによって始められました。ペテロのイエスを救い主として告白した信仰告白は、父なる神が彼に語らしめたものであります。

Ⅱ 福音によって救いをなす救い主
 主イエスは、この信仰告白を喜んで受け入れました。そして、この時より、十字架にかかり死ぬこと、三日目によみがえること、この福音によって、人間は罪と死から救われることを公に語り始めました。 

Ⅲ 十字架を共に負うて下さる救い主
 そして、弟子達に「自分の十字架を負って従ってくるように」言いました。自分の十字架とはそれぞれ違いますが、それを負うのです。十字架とは、喜ばしいものではなく、ある時には重荷となるでしょう。しかし、一人で負うのではありません。主イエスが、共に負って下さるのです。

 主イエスに役に立つためには、恵みを受けるだけではなく、神の栄光のために十字架を負って歩むことが必要なのです。

2007/8/19 説教者 杉本守
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 主日礼拝説教要約 | トップ | 講壇の花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

説教要約」カテゴリの最新記事