静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教

2008年11月09日 | 説教要約
「信仰による救い」 使徒行伝15章1~21節

 主なる神の深い摂理の中で、教会の歴史上、重要なエルサレム会議がなされました。その内容と意義を観て行きましょう。

Ⅰ エルサレム会議の議題
 第一伝道旅行を終えたパウロとバルナバは、異邦人が信仰によって、ユダヤ人と同じ救いにあずかったことを報告いたしました。しかし、ユダヤから来た者達やパリサイ派から信仰に入ってきた者達が、クレームを付け論争となったのでした。そこで、使徒達を始め長老達が集まりエルサレムで会議が開かれました。その議題は、異邦人も信仰だけで救われるのか、それとも信仰だけではなく、割礼を受け、律法を守る必要があるのかでありました。

Ⅱ エルサレム会議での確認
 争論の後、使徒ペテロがコルネリオの救いを土台に、異邦人が救われるためには信仰だけで良いと語り、長老ヤコブもそれを支持し、信仰による救いを神はご計画し、それは神の深い摂理であると言い表しました。
 さらに、ヤコブはユダヤ人の古くからの習慣として4つのことをあげ、ユダヤ人キリスト者への配慮として、それらを重んじることを勧めました。

 行いによる救いではなく、信仰による救いとしての神の御心と御業がこのエルサレム会議で聖霊の導きにより確認されたのであります。
 「聖霊と私達は・・決めました」のです。

2008/11/9 説教者 杉本守
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