静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2008年01月20日 | 天のマナ

会堂

「絶望の中で見いだした光」  (生きる勇気がわいてくる)より抜粋
  
 私の家は、代々神主の家系でした。私が小学校のころは、太平洋戦争の真っ最中で、毎日、毎晩、たくさんの人が神社に来て、夫や父、息子の無事と戦勝とを祈願していました。私は、みんなが拝んでいる神様とは、どんな方と思い、ある日そっと拝殿の奥の扉を開けてみました。そこで見たのは、見なれた私の顔でした。神
の正体は古い小さな鏡だったのです。そして、みんながあんなに祈願していたのに敗戦となり、大好きだった叔父も戦死してしまい、私は神社の神が信じられなくなりました。                               
 
 私が高校二年の時、父が食道がんになりました。それを知ったある宗教の布教師が、毎日のように父のところに来ました。私たちは、わらにもすがる気持ちで、言われるままにしましたが、父はその布教師の目の前で血を吐き、そして死にました。

 わたしは様々なことに失望し、自殺したいと思うようになりました。そんな時、小学校の講堂で映画会があり、死ぬ前の最後の楽しみのつもりで出かけていきました。そこで、私は、本当の神様にお会いしました。その時いただいた聖書の分冊の裏表紙に「あなたはどこから来ましたか。あなたはななぜ生きていますか。あなたは死んだらどこへ行きますか。この三つは、人生最大の問題であり、これを答えることのできるのは聖書だけです」と書いてありました。

 私は聖書を読み始め、聖書の神は、万物の創造主であり、私達を本当に救ってくださる神であることを、身をもって知りました。

2008/1/20

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