静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2008年08月31日 | 天のマナ
 「先を見て育てる」 

 夏のキャンプや東海ブロック研修会などで、1年ぶり、2年ぶり、数年ぶりに会う子供達を見ますと、身体的成長はもちろん、精神的、人格的、霊的な成長を見てびっくりします。昨年まで、小さかった体が大きくなり、世話を受けるだけだった子供が、お兄さんお姉さんになって、下の子の面倒を見ていたり、グループリーダーを引き受けてくれたり、祈りを自らの言葉でしていたりと、驚きと共に嬉しさを持ちました。日々の成長はなかなか目には見えなく、育てる方は苦労をいたしますが、忍耐をもって育てていく時に、月日を重ねていく時に、子供達は確実に成長していくのです。

 育てる側に必要なのは、希望と忍耐と信頼であるのではないでしょうか。目の前の一時的な事で一喜一憂せずに、その子の5年先、10年先、20年先を見て、その子を信頼し、それ以上に、その子にしかできない使命をその子に託し歩ませている主なる神を信じ、希望と忍耐を持って育て続けるのです。幼虫やさなぎのように見えても、蝶が蝶であるように、その子は神に愛され、主イエスの命が払われた尊い存在なのです。

 育てる経験を通して、育てる私達も育てられていきたいのです。
 
 「希望は失望に終わることはない。」(ローマ人への手紙5章5節)

2008/8/31
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