静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

7月8日 天のマナ

2007年07月08日 | 天のマナ
「人生の節目」    「すべての営みに時がある」(伝道の書3:1)

 近くのある教会に行く度に、その教会の横にすっと空を目指して伸びている竹をいつも見ます。細いのに高く伸びて、風が吹いても折れないでいる竹に見入り感心をするのです。なぜ竹は強いのでしょうか。それは節があるからだと言われます。

 人生には、ざまざまな節目があります。生きていると迎える、誕生日、成人式、還暦、喜寿、米寿、白寿、葬式がまずありますし、他にも学校で言えば入学式や卒業式、会社で言えば入社式や退社式、開会式や閉会式、結婚で言えば結婚式に銀婚式、金婚式、教会では洗礼式や聖餐式などの節目であります。しかし、最近の社会の風潮は、この節目をおろそかにしている傾向にあるのではないでしょうか。特に「結婚式」はおろそかにされています。人生を二人で歩み始めるスタートを神の前、公の前で誓約して歩む幸いをおろそかにしては、深い自覚と責任をもって結婚生活を歩めるのでしょうか。

 これらの節目は、人間に人生とが何かということを厳粛に考えさせ、深い自覚と責任をもたらせるものであります。時に内容のない式典があり、そういう式典については主催者側が考える必要がありますが、私達の人生は、マンネリした歩みではなく、しっかりした節のある人生の歩みであり、信仰の歩みでありたいのです。
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