「正しき者と悪しき者」 詩篇75篇1~10節
Ⅰ 助けは天の神より
国家存亡の時、アッスリアの大軍によってエルサレムが包囲された時(列王記下18~19章)の詩であろうと言われています。「どこから助けが来るのであろう」と神の民は思いました。東のモアブか、西のペリシテか、南の荒野のエジプトか、いいえ助けは上(天)から来るのです。
Ⅱ 天よりの助け
神の助けの時は、神の最善の時であり定まっています。人は時々間違いをいたします。神の時に自らをあわせゆだねるのが本来であるのに、人は、「神様何をしているのですか、遅いではないですか」と自分の時に神の時をあわせようとするのです。主権はどちらでしょうか?神は最善の時を定めています。まさにその時、神は、自らに逆らい高慢なアッスリアを主の使いによって滅ぼしたのです。
神は正しい者(神との関係がまっすぐな者)を神の最善の時に必ず救わい勝利をもたらせるのです。「それはさばきを行われる神であって、神はこれを下げ、かれを上げられる。」(詩篇75篇7節)
2013/6/23 説教者 杉本守