静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2021年08月01日 | 天のマナ
「御心を表す生け花」 
 
 静岡教会に導かれ6年目になり、今は月1~2回生け花の奉仕をさせていただいております。私は元々、都内のホテルで装花のお仕事をしていたため。教会の講壇に花を飾る程度の事なら、さほど難しいことはありませんでした。最初の頃は迷いもなく、とにかく綺麗に、自分が描いたイメージ通りに飾れれば良いと思っていました。あまり人の目をきにしちゃいけないとは思っていても、教会の兄姉に褒めてもらうたび、嬉しい気持ちを隠せませんでした。誰かが自分の活けたお花を評価してくれるのを待っていた時もありました。
 日曜日の礼拝に来ても、講壇のお花ばかりが気になって、もっとこうすればよかった、ここにはこのお花の方がよかったと、自分の至らない実力とミスを責めるようになりました。私がこんな気持ちになるのはなぜ?自分としてはただの小さな作品にすぎないのに!と、傲慢な自分がいました。
 「あなたがたは、それぞれの賜物を授かっているのですから、神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を用いて互いに仕えなさい。」(ペトロの手紙一4章10節)。
落ち込んで戸惑っていた時、このみ言葉がパッと目に入りました。自分の心がすべて神様の前にさらけ出されたようで、恥ずかしくなりました。
 「自分の体を、神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして捧げなさい。これこそ、あなたがたの理に適った礼拝です。」(ローマの信徒への手紙12章1節)。
こんな自分の至らないところさえも、神様はすべてご存知であることに気がつきました。また      「大丈夫だよ、落ち込まないで、あなたの今のままでいいんだよ」と、慰めて下さる御心を感じ、嬉しい気持ちになりました。
 今は、奉仕の前に必ず祈りから始めます。「主よ、こんな私に素敵な賜物を与えて下さり、また、環境を整えて下さりありがとうございます。何よりもまず主に喜ばれる捧げ物になりますように、私の心を守って下さい。また、この生け花を通して、見る人にもあなたの御心が伝わりますように」。これからも祈りつつ、喜びを持って賜物を捧げていきたいと願っています。
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