静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2015年05月17日 | 天のマナ
 「斧を研ぐ」  「静まって、わたしこそ神であることを知れ。」(詩篇46:10)
 
 アブラハム・リンカーンの名言に、「もし、木を切り倒すのに8時間与えられたなら、私は6時間を斧を研ぐのに費やすだろう」というものがあります。大木を切り倒すのは簡単ではありません。そのことをよく理解している彼の行動です。
 一方、私は、木を切り倒すように8時間与えられたら、斧の刃の状態なんか気にせずに、早速斧をもって木に向かうに違いありません。8時間もいらない、3時間で一気にと・・・その結果、1時間後、なんとか力ずくで三分の一まですることができるでしょうが、力は尽き果て、思うようにいかず投げ出したくなるに違いありません。細い木なら勢いだけで切り倒すことができるでしょうが、大木を切り倒すには準備(段取り)が必要となります。彼は、最初の6時間斧を研ぐというのです。6時間もです。そんなに待てません。しかし、それが後になって効力を発揮するのです。すぐに器以上の自分をしぼり出そうとし一杯一杯になる私には、良い教訓です。
 土曜日は、主日(日曜日)の備えの日です。礼拝において説教の務めを受けている私にとって早天祈祷会は、霊的な斧を研ぐ時間となっています。

2015・5・17
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