静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2007年06月03日 | 説教要約
「神がしてくださった大きなこと」 マルコによる福音書5章1~20節

 舟から上がられた主イエスのもとへ、一人の汚れた霊につかれた人がやってきました。この記事から、主イエスの恵をいただきたいのです。

Ⅰ 主のもとへ来た者
 この人は、汚れた霊に心を開き、とりつかれていたので、墓場を住まいとし、着物も身に着けないで、社会生活ができないでいました。また、自分の身を石で傷つける自己破壊をしていました。時には叫びながら怪力を発揮し、凶暴的でもあったのです。家族も社会も彼との交わりをしていませんでした。
 汚れた霊は彼を支配し、主イエスを見ると主イエスの神性を認めると同時に、「まだ汚れた霊が滅ぼされる時ではありません。何の係わりを求めてくるのでしょう」と言いました。主イエスは、彼をあわれみ、どんなにこの汚れた霊が彼を縛りつけ苦しめているかを知り、神の権威によって汚れた霊を彼から追い出したのでした。

Ⅱ 主のもとげ来た者になされた神の御業
 主イエスのあわれみによって汚れた霊を追い出された彼は、正気にもどり、服をきて、心平安にしていました。人々はその姿を見て驚いたのでした。主イエスがこの町を出ようとした時、彼は主イエスについていきたいと願いました。しかし、主イエスは、彼に特別な使命を授けます。それは、この町で家族や町の人々に「神がどんなに大きなことをしてくださったか、どんなにあわれんでくださったか」を伝える使命であります。彼は、この町を含め10の町に喜びながら主イエスを伝えたのでありました。

 私達にしてくださった主イエスの救いをもう一度思い起こしましょう。そして、それを伝える者となおされていきましょう。

2007・6・3 説教者 杉本守
 
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