静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2021年10月03日 | 天のマナ
 「わたしを仰ぎ見よ」     
 先日の祈祷会のメッセージ(イザヤ書45章)の最後に、イギリスの大説教家であったCHスポルジョンの救いの証しを引用させていただきました。彼は若かりし時、聖霊によって自分の罪がわかり(認罪)、神の救いを強く求めていました。その日曜日も、教会堂へ礼拝をささげに行こうとした時、猛吹雪に遭い、近くの教会に行くしかありませんでした。吹雪でその教会に牧師も来ることができず、14~15人の信徒の方々が集まっていました。見たところ、靴の仕立て屋といった風貌の1人の貧相な男が、講壇に上って説教しました。突然のことで準備もなく立った彼は、選んだ聖書のみことばを何回も何回も繰り返さずを得ませんでした。そのみ言葉は、「地の果てのすべての人よ。わたしを仰ぎ見て救われよ。」(イザヤ45:22)でした。 彼は、単語すら正確に発音することができず10分で話は終わってしまいましたが、そこに聖霊が働かれたのです。彼は、「みことばは、『わたしを仰ぎ見よ』と言います。ああ、多くの人は自分自身を見ています。自分自身を見ても無益なことです。あなたは決してあなた自身の中に平安を見いだすことはできません。イエス・キリストは、『わたしを見よ』と言われます。今あなたが成すべきことはキリストを見ることです。『わたしを仰ぎ見て』と書いてあります。このキリストを見上げてください。」と語りました。スポルジョンは、その聖書のみことばの中に、希望の光(救い)を見出したのです。 
 あなたはどこを、だれを見ていますか?自分に埋没せず、キリストを仰ぎ見るのです。
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