静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日説教要約

2009年12月06日 | 説教要約
「神にはできないことはない」 ルカによる福音書1章26~38節

 救い主イエスの母マリヤへの受胎告知を通して、クリスマスのメッセージをいただきましょう。

Ⅰ 恵まれた者
 全能の神が、約束された救い主をこの世に派遣するということを、成し遂げられます。それは、処女マリヤへの神の使いの受胎告知によってであります。神の使いの告知は、処女マリヤがみごもって男の子を産むこと、その子は救い主であるというものでした。神が共にいまし、救い主の母としてマリヤは恵まれたのです。

Ⅱ 戸惑い恐れる者
 しかし、マリヤは非常に驚き戸惑うのです。それは、自らが処女であること、宿す子は救い主であることなどであります。世界中の誰よりも、マリヤ本人が受け入れることができない内容であったからです。

Ⅲ 信じ従う者
 けれども、マリヤはその数十秒後には、このことを信じ受け入れる告白をしています。どうしてでしょうか?それは、この出来事の出所は神であることを知り、マリヤが信じていた神は全能の神であるからでありました。聖霊なる神により、特別な方法をもって、神は救い主を送りなさったことを受け留めたのでありました。
「神にはなんでもできないことがない」との神の言葉がマリヤを変えたのです。マリヤは、救い主を送ってくだった神をほめたたえ、救い主の母とされたことを喜んで賛美をささげました。

 私達も神の恵みを見た時に、その恵みの大きさに驚き恐れる時があります。しかし、マリヤのように信仰をいただき、主の救いをさらに受けていきたいのです。

2009/12/6 説教者 杉本守
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天のマナ

2009年12月06日 | 天のマナ
「待降節」

 アドベントは待降節とも呼ばれ、11月30日(使徒アンデレの日)に最も近い日曜日から始まり12月24日までの4つの日曜日を含む期間がそれに当たり、2009年は11月29日に始まりました。本日はアドベント第二です。「待降節」という漢字からも、この季節の意味はイエス・キリストの来たりたもう日を「待つ」ということです。

 それは、クリスマスへの備えをすることであります。クリスマスツリーなどの飾り付けを用意したり、クリスマス行事の準備をしたりするだけではなく、救い主イエスを心に受け入れる霊的な備えをすることこそが必要なのであります。

 さらにアドベントにはもう一つの大切な意味があります。それは、イエス・キリストが再びこの世界に来られる再臨に備えると言うことです。復活後、天にお帰りになったイエスが再びこの地上においでになって、救いの完成をなされるその時をおぼえて心の備えをするのです。世の終わりあるいは人生の終わりを思い、それぞれの人生を省みると共に、主イエスを見上げた祈りの生活をと願うのです。 

「主を待ち望め」(詩篇42篇11節)

2009/12/6
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講壇の花

2009年12月06日 | 生花
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