「私に呼び求めよ」 詩篇3篇1~8節
この詩篇は表題にあるように、サムエル記下13~17章が背景となっています。この箇所から主のメッセージをいただきましょう。
Ⅰ 危機的な状況な中での嘆き
ダビデ王には、優秀な議官アヒトペルがいましたが、ダビデの息子アブサロムの反逆時に彼はダビデ王を離れ、アブサロムについてしまいました。このことの故にダビデは王座を追われ、はだしで都落ちしていきます。
息子の反逆、側近の裏切り、自らの育て方の誤りなど情けない思いと命を狙われる危険という中でダビデは嘆きました。
Ⅱ 神の救いと支え
1~2節にあるように嘆きで始まっているこの詩篇ですが、3節からは変わります。ダビデは神に目を向け、この中で、「しかし、主よ」と信仰告白をしています。「主は私を囲む盾、私の栄え、わたしの頭をもたげてくださる方」と。
こんな状況でも、神を見上げ、神に触れられた者は、平安をもって休み、主が救い支えてくださるという確信を持ち、神への賛美に嘆きがかえられているのです。
神は、アヒトペル、アブサロムの策略をなきものにし、ダビデをもう一度王座に戻すのでした。
主なる神は、私達が呼ばわる時に、救い支えてくださる方であります。
この主に呼ばわり主の支えの中で、今週も歩んでいきましょう。
2009/6/21 説教者 杉本 守
この詩篇は表題にあるように、サムエル記下13~17章が背景となっています。この箇所から主のメッセージをいただきましょう。
Ⅰ 危機的な状況な中での嘆き
ダビデ王には、優秀な議官アヒトペルがいましたが、ダビデの息子アブサロムの反逆時に彼はダビデ王を離れ、アブサロムについてしまいました。このことの故にダビデは王座を追われ、はだしで都落ちしていきます。
息子の反逆、側近の裏切り、自らの育て方の誤りなど情けない思いと命を狙われる危険という中でダビデは嘆きました。
Ⅱ 神の救いと支え
1~2節にあるように嘆きで始まっているこの詩篇ですが、3節からは変わります。ダビデは神に目を向け、この中で、「しかし、主よ」と信仰告白をしています。「主は私を囲む盾、私の栄え、わたしの頭をもたげてくださる方」と。
こんな状況でも、神を見上げ、神に触れられた者は、平安をもって休み、主が救い支えてくださるという確信を持ち、神への賛美に嘆きがかえられているのです。
神は、アヒトペル、アブサロムの策略をなきものにし、ダビデをもう一度王座に戻すのでした。
主なる神は、私達が呼ばわる時に、救い支えてくださる方であります。
この主に呼ばわり主の支えの中で、今週も歩んでいきましょう。
2009/6/21 説教者 杉本 守