静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

天のマナ

2008年10月12日 | 天のマナ
 「謙遜かつ大胆な信仰」
      
「主よ、お言葉通りです。でも、食卓の下にいる小犬も、子供たちのパンくずは、いただきます。」(マルコによる福音書7章28節)

 一度は主イエスに求めを断られたギリシャ人のこの女性、しかし、彼女はあきらめてしまうのではなく、さらなる求めをします。その中に、謙遜と大胆な彼女の信仰を見るのです。求めの質が問われた時、彼女の求めの質は、必死、真剣、本気だったのです。

 私なら、状況を見て、シュンとなり凹むか、愚痴ってしまっただろうと思います。時に主イエスは、私達の求めの質を確かめるために、追い込まれるのです。

 「わたしを祝福してくださらないなら、あなたを去らせません。」(創世記32:26)、「ヤコブ(押しのける者)です。」(同27)と神の使いと格闘したヤコブは、ペニエルで謙遜かつ大胆な信仰をあらわしました。

 私達もこの女性やヤコブのように、謙遜かつ大胆な信仰を持たせていただきたいのです。

2008/10/12
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主日説教要約

2008年10月12日 | 説教要約
「神さまの大逆転(神さまのタイミング)」 創世記41章1~52節

 聖書には映画化したら良いと思われる物語が数多く記されているが、中でも創世記(37章~50章)のヨセフ物語は、ドラマチックで壮大な素晴らしいストーリーであります。

Ⅰ 神さまの与えられる試練
 ①試練を耐え忍んだヨセフ: 父ヤコブは四人の妻の中で最も愛したラケルの産んだ最初の子ヨセフを溺愛し、ヨセフは兄達の憎しみにより、17歳の時奴隷として売られてしまった。
 エジプトで自衛長ポテパルの元で奴隷として仕え、真面目で誠実な働きぶりを主人に認められ家の全てを任されるまでになったが、若く姿の美しいヨセフを気に入った主人の妻の誘いを断ると、無実の罪をきせられ投獄されてしまった。投獄中、王の給仕役の長の夢を解き明かし、給仕役の長は元の職に戻れたが、ヨセフに「私は無実なので、それを伝えてください」という言葉は忘れられ、それから更に2年の間ヨセフは獄中で過ごさなければならなかった。※しかし辛く苦しい日々の中「主がヨセフと共におられた」というKey Wordの通り、彼はくさることなく、人間的な手段を使って逃れようとしたり誰かのせいにするのでなく、あらゆる場面で神さまの恵みを体験し続けている

 ②試練を耐え忍ぶ私たち:私たちも様々な試練を経験するが、ヨセフのように神さまに委ねつつ一歩ずつ歩み、神さまの恵みを体験し続けていきたい

Ⅱ 神さまの大逆転
 ①神さまのみごとな大逆転を体験したヨセフ:ヨセフが17歳でエジプトに売られて13年後(給仕役の長の夢解きから2年)、パロ王が不思議な夢を見、その解き明かしのためヨセフは牢から出され、夢の内容を聞いたヨセフは直ちに解き明かしと、具体的な方策を告げた。7年の豊作の後7年のひどい飢饉がくるので、賢い人をたてて豊作の間に全国に穀物を蓄えるよう語ると、王も家来達もヨセフの優れた能力に感嘆し、神の霊を持つ人として絶賛し、王に次ぐ宰相として立てられることになった!※彼の歩んだ道は、予期せぬ出来事、辛く苦しい事の連続だったが、その背後に神さまの摂理の御手があり、絶妙なタイミングで導かれた

 ②神さまのみごとな大逆転を体験する私たち:私たちの人生の背後にも神さまの摂理の御手があり、見事な大逆転が用意されている。神さまのタイミングは人間的願いや考えとは比べ物にならない位絶妙で最善であることを信じて歩むものでありたい

2008/10/12 説教者 杉本敬子
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講壇の花

2008年10月12日 | 生花

掲載者:岩崎 

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