静岡ホーリネス教会グレースチャペルBlog

(日本ホーリネス教団静岡教会)

主日礼拝説教要約

2008年06月01日 | 説教要約
「金銀に勝るものをあげよう」 使徒行伝3章1~16節

 世界で最初の教会がスタートしました。使徒達は、福音宣教と教会形成に励んでいました。今朝は、使徒の中でペテロとヨハネが、午後の3時の祈りの為に宮に行った時の出来事からみていきましょう。

Ⅰ 人間の表面的な求め
 宮の門(美しの門)に一人の生まれながらに足の不自由な男が、施しを請うていました。ペテロとヨハネは、この人に、「わたしたちを見なさい」と言いました。彼は、金銀又は食べる物をいただけると思っていました。彼の求めは、足が癒されたり、痛んできた心に光を得ることではなく、金銀や食物という一時的な表面的な求めになっていました。
 私達の求めも、いつの間にか生活に追われ、最も人間として必要で大切な根本的な事への解決をあきらめてしまって、表面的な一時的なものになってはいないでしょうか?

Ⅱ 人間の根本的な求めに応える神
 ペテロとヨハネは、彼の根本的な問題に解決を主イエスによって与えます。それは、肉体の癒しであり、いえ、それ以上に魂の救いでありました。「金銀はわたしには無い。しかし、わたしにあるものをあげよう。ナザレ人イエス・キリストの名によって歩きなさい。」と宣言し、彼を癒し、彼を立たしめたのです。これは単なる肉体の癒しにとどまらず、彼の魂の救いであり、主イエスの名の権威と力をあらわしています。彼は、まったく変えられ神をほめたたえたのでありました。

 主イエスの名には権威があり、力があります。罪人なる私達一人一人を救い、罪赦し義と認め、神の子とし、神との交わりを回復し永遠の命を与えるのです。この主イエスによって、あなたの根本に光を当てていただきましょう。そうしたら、表面的なことをも解決されるからです。

2008/6/1 説教者 杉本守


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天のマナ

2008年06月01日 | 天のマナ
「主イエスを信じて見て頼る」 

 金曜日の夜、家族で映画「ナルニア物語第二章カスピアン王子の角笛」を観に行きました。長年、世界中で読み継がれてきた人気のある物語であります。ご存知のように、この映画の原作者は、神学者、文学者。作家でもあるC・Sルイスです。

 この物語の第一章では、ライオンが掟を破った一人の主人公の身代わりとなり死ぬのです。しかし、当のライオンには罪がないので、よみがえり、主人公達の戦いに勝利を与えます。今回の第二章は、第一章より1300年という時の流れの中で、ナルニアの人達は、ライオンを忘れ、罪ある人間に侵略され崩壊した所から始まります。ナルニアを取り戻すために、主人公達は自分達の力や作戦を駆使しますが失敗します。そしてとうとう悪の力にさえ頼ろうとしますが、止められるのです。やっと真の勝利はライオンにあることを再認識し、ライオンを信じ、見て、頼るのです。そうして今回も勝利を得るのでした。

 このライオンとは誰のことでしょうか?キリスト者でありましたC・Sルイスは、救い主であるイエスをライオンとしてこの物語にあらわしたのではないでしょうか。主イエスこそ救い主であり、勝利なるお方であり、私達が信じて、常に見て、頼るお方であることを、この物語を通して教えられるのです。

2008/6/1
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講壇の花

2008年06月01日 | 生花

金銀はわたしには無い。
しかし、わたしにあるものをあげよう。
ナザレ人イエス・キリストの名によって歩きなさい。
使徒行伝3章6節

掲載者:岩崎 

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