「神をほめたたえる」 ルカによる福音書1章57~80節
ザカリヤとエリサベツに、救い主の先駆者でありますバプテスマのヨハネが与えられ生まれます。誕生八日目の命名時に、ザカリヤもエリサベツも神に命じられたように、信仰を持って「ヨハネ」と名をつけるのです。その時に不信仰のゆえにものが言えなくなっていたザカリヤの口が開け、ものが言えるようになったのでした。
ザカリヤの第一声は、神をほめたたえる賛美でした。その内容は、まず、神は預言、契約、誓いを守り、神の真実をもって、救い主を送ってくださったこと、次に、自らの子が救い主を差し示す先駆者としての働きをなすことをおぼえた賛美でした。
このアドベントにおいて、私達は、救い主を待ち望むにあたり、神をほめたたえ、救い主を指し示す者として、遣わされている場所で用いられたいのです。
2006年12月17日
説教者 杉本守牧師