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「盛岡・元ヘルパー準詐欺:5500万円支払い、服役囚に命令--地裁判決 /岩手」
認知症だった盛岡市の女性(当時85歳、05年5月死亡)の長男(68)ら遺族3人が、ホームヘルパーだった花巻市矢沢1地割、小原さつ子服役囚(57)=準詐欺罪などで懲役7年確定=に約5500万円をだまし取られたとして、不当利得の返還を求めた民事訴訟の判決が23日、盛岡地裁であった。田中寿生裁判長は「女性は認知症によって財産管理能力が著しく低下しており、(小原服役囚への)振り込みは無効」とし、小原服役囚に全額の支払いを命じた。
判決などによると、小原服役囚は、02年9月ごろから女性の介護を担当。女性が04年ごろから認知症となり、判断能力が低下し、04年6月に女性の定期預金を解約、自分の口座に約5500万円を送金するなどしてだまし取った。
田中裁判長は、医師の鑑定結果や1年も満たない間に1億円を超える預金が370万円まで減ったことなどから「(女性は)合理的な判断を下す能力が低下していた」とし、原告側の主張を全面的に認めた。
また小原服役囚がこの訴訟に対し、遺族らに1000万円の損害賠償を求めた反訴は棄却された(毎日新聞 2009年1月24日 地方版)
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