夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

盛岡・元ヘルパー準詐欺:「女性は認知症」鑑定書証拠採用--控訴審

2008-05-30 10:34:25 | 盛岡・元ホームヘルパー準詐欺事件
大隣(ソ)5勝、安藤(神)6勝、オルティズ(オ)1勝、ルイス(広)7勝、朝井(楽)5勝、宮西(日)2勝

盛岡・元ヘルパー準詐欺:「女性は認知症」鑑定書証拠採用--控訴審 /岩手
 認知症だった盛岡市の女性(当時84歳、05年5月死亡)から現金をだまし取ったなどとして準詐欺と窃盗の罪に問われ、1審・盛岡地裁で懲役7年(求刑・懲役10年)の判決を受けた花巻市矢沢1地割の元ホームヘルパー、小原さつ子被告(56)の控訴審が28日、仙台高裁(志田洋裁判長)で開かれた。04年5月当時、女性は認知症だったとする検察側提出の鑑定書を証拠に採用した。

 鑑定書を作成した神経内科医、高橋智・岩手医科大准教授は証人尋問で「女性の言動や記憶障害などから認知症だった可能性が高い」と答えた。1審判決によると、小原被告は04年5~12月の間、女性名義の預金口座から現金を計約1億円を引き出し、だまし取った。

 次回の公判は6月13日。弁護側が請求予定の高裁が行う鑑定について審理する。  (2008年5月29日 全国紙地方版)

盛岡から控訴して仙台へ。高等裁判所で争われている。
一般市民・県民には、なかなか情報が入手されない。裁判が長引けば長くなるほど被告側に不利な状況となっていく気がする。真実を知りたいだけなのだが、被告側も真実を明らかにしていない!。検察側も証拠をつぶさに明らかにすればもっと早期に結審したのではないか?と残念である
こうした事件が裁判で争われているにも関わらず、岩手県の介護、福祉、医療分野での「財産管理」や「権利擁護」の問題は旧態依然として変わらない気がする。当面の対応策はとられているが、根本的に、再発防止のための方策が見えてこない。行政も、施設や事業所もそれぞれの立場や領域を守ることで精一杯。余裕が無いのかも知れない。残念無念の心境である。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 麺房・じゅうさ | トップ | 160万円布団、認知症80... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

盛岡・元ホームヘルパー準詐欺事件」カテゴリの最新記事