第81回選抜高校野球大会出場32校決定花巻東高等学校2年連続
「ヘルパー詐欺返還訴訟判決 5500万円全額支払い命じる」
介護していた女性(85歳で既に死亡)が認知症だったのにつけ込み、預金をだまし取ったとして、女性の遺族が元ホームヘルパー小原さつ子受刑者(57)(準詐欺罪などで服役中)を相手取り、約5500万円の返還を求めた訴訟の判決が23日、盛岡地裁であった。田中寿生裁判長は「女性は財産を管理する能力が著しく低下していた」として、小原受刑者に約5500万円全額の支払いを命じた。
判決によると、小原受刑者は02年8月頃に女性宅に派遣され、女性と知り合った。04年5~6月、女性の娘を装うなどして、女性の銀行口座から計約5500万円引き出した。小原受刑者側は「女性は認知症ではなく、金はもらったもの」と主張していた。小原受刑者は準詐欺罪などで逮捕、起訴され、昨年10月に懲役7年の実刑判決が確定した。(2009年1月24日 読売新聞)
岩手県盛岡市で発生した元ホームヘルパーによる準詐欺事件
2002年8月頃に派遣され、2004年5月頃から被害女性(故人)の銀行口座の預貯金から計約5500万円引出していたという。
私が独立・開業社会福祉士事務所を立上げ、成年後見制度のPRや利用促進をすすめようとする矢先だった。出鼻をくじかれた反面、成年後見制度の理解、普及・浸透の大切さ、権利擁護の重要性を実感したものである。
あれから5年経過して、この事件の被告に対し、「懲役7年の実刑」、「5500万円の全額支払い命令」が出された。
風化させてはいけない事件だし、再び同類の事件が起きないように肝に銘じて職務を遂行しなければならない。
それにしてももう少し早く、「成年後見制度」が理解され、利用促進がすすんで、高齢者や障がい者の権利擁護に役立つことを期待したい。
「ヘルパー詐欺返還訴訟判決 5500万円全額支払い命じる」
介護していた女性(85歳で既に死亡)が認知症だったのにつけ込み、預金をだまし取ったとして、女性の遺族が元ホームヘルパー小原さつ子受刑者(57)(準詐欺罪などで服役中)を相手取り、約5500万円の返還を求めた訴訟の判決が23日、盛岡地裁であった。田中寿生裁判長は「女性は財産を管理する能力が著しく低下していた」として、小原受刑者に約5500万円全額の支払いを命じた。
判決によると、小原受刑者は02年8月頃に女性宅に派遣され、女性と知り合った。04年5~6月、女性の娘を装うなどして、女性の銀行口座から計約5500万円引き出した。小原受刑者側は「女性は認知症ではなく、金はもらったもの」と主張していた。小原受刑者は準詐欺罪などで逮捕、起訴され、昨年10月に懲役7年の実刑判決が確定した。(2009年1月24日 読売新聞)
岩手県盛岡市で発生した元ホームヘルパーによる準詐欺事件
2002年8月頃に派遣され、2004年5月頃から被害女性(故人)の銀行口座の預貯金から計約5500万円引出していたという。
私が独立・開業社会福祉士事務所を立上げ、成年後見制度のPRや利用促進をすすめようとする矢先だった。出鼻をくじかれた反面、成年後見制度の理解、普及・浸透の大切さ、権利擁護の重要性を実感したものである。
あれから5年経過して、この事件の被告に対し、「懲役7年の実刑」、「5500万円の全額支払い命令」が出された。
風化させてはいけない事件だし、再び同類の事件が起きないように肝に銘じて職務を遂行しなければならない。
それにしてももう少し早く、「成年後見制度」が理解され、利用促進がすすんで、高齢者や障がい者の権利擁護に役立つことを期待したい。
訪問先の利用者宅は、会社を通じて知れるものです。
被告の女性には、その利用者のみを欺いたのではないのだと気づいて欲しいと願います。
こうした事件は、被害者には同情しますが、加害者やその家族も大変、悲しい現実にさらされる様な気がします。お金や財産への執着、欲望、さがといったものがストレートに表れて、人間の嫌な一面を見てしまいます。
犯罪なのだから厳しく断罪されなければいけませんが、後味の悪い事件として心に残ります。
だから、根絶するような活動が必要だと思うのです。お互いのために、地域の人間関係をよりよくしていくためにも。
ますます難しい社会になっていきます。