夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

司法改革に願いを!

2006-06-26 10:09:15 | Weblog
井川(神)6勝、マルティネス(中)4勝、陣内(ソ)3勝
以前このブログで投稿しましたが、地元紙の特に月曜日は消費者金融の広告が多いのが目立ちます。8社です。全く相変わらずです
6月24日に発足した司法制度改革を推進する全国的ネットワークの形成を目指す”「国民の司法」を育てる300人委員会”に参加した増田岩手県知事や宮古市の田岡弁護士が発言していました。田岡弁護士は、「宮古ひまわり基金法律事務所に着任してから2年間で多重債務の相談を約1000人から受け、利息制限法に照らした過払いが約10億円に上った」事例を紹介しました。「地域からすれば払う必要のない10億円の利息を払ってきた。いい法律があっても実際に使えなければ意味がない。弁護士を増やし、裁判所も利用しやすくしなければならない。」とても印象深い発言です
私も知人に依頼されて「多重債務」に関わり勉強させていただきました。また、成年後見制度の理解・利用促進・普及に関わって3年目。家庭裁判所も利用しています。田岡弁護士の指摘の通りです。特に宮古・下閉伊地区は、情報や人の交流が少ないために、ちょっと軽い気持ちで借用したら、ズルズルと多重債務に入り込んでいくような気がしています。生活に身近な法律について、その内容や仕組みを理解して借用するとか、利用する事が大切だと思います。家裁や行政も住民に対して周知を図る努力を惜しみなくやっていただきたい
宮古市には2つの弁護士事務所がありますが、司法改革と合わせて国民のための、市民のための弁護活動、権利擁護活動を期待したいと思います。
コメント
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