夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

岩手県でも「裁判」に関係した事件が・・・・

2005-11-20 11:03:14 | 盛岡・元ホームヘルパー準詐欺事件
結末が気になる事件です。
盛岡地検は18日、準詐欺の罪で元ヘルパーA子(54歳)を盛岡地裁に起訴した。同地検は、公判の長期化が予想されるとして公判前整理手続きの適用を同地裁に申立てた。起訴状の内容は、これまでブログで報告したものとほぼ同じですが、①銀行へ出向いた時には「娘なんです」とうそを言い、行員を誤信させた。②行員から確認されると、傍らに付添って女性をうなずかせるなどした。③起訴された計5500万円を含めて1億円以上が引き出された。④A子の関与の疑いが強い。⑤同被告は「女性からもらったものだ」などと容疑を否認。黙秘し、調べに一切応じていないという。まだ真相は不明です。本人しか知り得ないことがありますが、関係当局の全容解明の努力を期待します。
もう一つ、社会福祉法人カナンの園の元理事長による障害基礎年金の不正運用問題で、施設を利用する障害者56人が日本郵政公社に1億1300万円の郵便貯金返還を求めた訴訟は16日、盛岡地裁で和解が成立した。和解金額は公表されていない。東北銀行に1億2800万円の預金払戻を求めており和解協議が進行中。郵貯返還訴訟では、①年金組合の代理執行者だった元理事長が担保借り受けの権限があったか②元理事長の払戻が有効か・・が争点となった。2002年頃不正運用問題が発覚してから、元理事長の逮捕、2003年11月、懲役1年6ヶ月の実刑判決となった。そもそも・・と語ると長くなりますが、ポイントだけ障害者には何ら過失もないので全額個々の方々に返還されるように望みたい。年金組合や法人関係者もこの事件を教訓にして個人の尊厳、権利擁護の立場に立ち返り「成年後見制度」を活用するなどして公正・中立で分かりやすい方向性を示してほしい。岩手県内に多大な影響をもつ施設・法人だけにその責任を重く受け止め、明確な姿勢・態度で、障害者・利用者の財産管理の計画・方針の提示を期待したい
コメント (2)
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