銀幕大帝α

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ダークマン2

2012年02月01日 00時53分03秒 | 洋画アクション
DARKMAN II: THE RETURN OF DURANT/94年/米/93分/SFアクション/劇場未公開
監督:ブラッドフォード・メイ
製作総指揮:サム・ライミ
撮影:ブラッドフォード・メイ

出演:
◆ラリー・ドレイク
過去出演作:『Dr.ギグルス』
◆アーノルド・ヴォスルー
代表的出演作:『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』
◆キム・デラニー
過去出演作:『ハンターズ・ブラッド』
◆レネ・オコナー
主な出演作:『ビッチ・スラップ 危険な天使たち』
<ストーリー>
ダークマンことベイトン・ウェストレイクは彼と同様に人造の特殊皮膚組織を研究している科学者ブリンクマンとコンタクトを取るが、ブリンクマンの研究所がある施設はデュラン一味の地上げにあっていた。やがてブリンクマンは殺され、彼の妹ローリーが真相究明に乗り出すが、デュランは天才科学者ハサウェイを獄中から脱走させ、究極の破壊銃“ビジランテ”を作り上げていたのだ。ローリーを助けるため、デュランの陰謀を叩くため、ダークマンの新たな戦いが始まった。(allcinemaより抜粋)

<感想>
前作であんな派手死にしたはずの宿敵デュランが復活。
綺麗な体の状態で昏睡状態に陥っていたというのだからビックリだ。
本編を見た限りでも何故にそこまでしてデュランの再登場に拘ったのかが謎。
別に他の悪党でもええやん、と思うのだが。

作品としてもTVムービーらしい小粒な仕上がり。
派手なアクションシーンもなく、本作の観てくれ箇所は、ダークマンの得意技である他人に成り済まし芸をこれでもかと炸裂させてくれる事。

特に終盤での悪党一味との大決闘では、タイマン張る時は必ず相手の顔マスクを装着させるというお茶目なヒーローマン。

同じ顔の人間が2人いるといったギャグとも取れる珍場面が矢継ぎ早にやってくるのだから失笑どころの話じゃない。
挙句、デュランがどっちが本物か分かんないから適当に銃を撃ったら、殺した方は仲間でしたって、ダークマンどれだけ運を味方にしてんだよ。

結局部下が全滅した為に慌てふためいたデュランが、ダークマンが乗って来た車!を運転して逃亡を図ろうとするのだが、その車は当然の事ながら改造されていて、ダークマンがラジコン操作で車を急発進させたり急バックさせたりと、やけに楽しそうに弄んだ後に大爆発させて「わっはっは!!」。
もうここまでされると完全にコメディ映画。

もうちょっと気の利いた復讐方法なかったのかよ。
友人の科学者やTVレポーターが殺された時に見せた怒り狂った姿は過去の話。
仇打ちの仕方がなんとも幼稚過ぎて泣けてくる。

それでいいのかダークマン(笑)。

関連作:
『ダークマン(1990)』
『ダークマン3(1995)』

評価:★★☆
12/01/31VHS鑑賞(中古)
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