銀幕大帝α

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ダークマン

2009年05月11日 12時09分54秒 | 洋画アクション
DARKMAN/90年/米/96分/劇場公開
監督:サム・ライミ
出演:リーアム・ニーソン、フランシス・マクドーマンド、ラリー・ドレイク

<ストーリー>
恋人の女弁護士が手掛けている事件に巻き込まれ、研究室ごと吹き飛ばされた科学者。辛くも一命を取りためたものの、全身に火傷を負い顔を失った男は復讐鬼と化して復活する。(allcinemaより抜粋)
<感想>
4days3日目は異色のダーク・ヒーローものとなる本作。
後のライミの代表的作品となる『スパイダーマン』とは対する作品ではあります。
大火傷を負った科学者が、自分をハメた悪党に鉄鎚を下す。

特別な能力を持っているわけでもなく、生身の半死男が技術を活かして人工皮膚を開発し、他人に成りすまして悪党どもを追い詰めていく。
人間的でありながらも、非人間的な感情を露わにする所や、非現実的でありながらも99分しか保てない人工皮膚といった現実的な設定には感情移入し易いですね。

いつ人工皮膚が溶けるか分からないハラハラ感や、溶けた時のユーモア感。
後半でのヘリにぶら下がっての追走劇のドキドキ感。
(ぶら下がったままの主人公が、高速道路上を疾走する車の上をテケテケ走る姿は爆笑もの)
悪党たちを一人ずつ頭脳を駆使して片付けていく爽快感。
そして、悪を葬った後、自分はもうこの世には存在しないと闇のヒーロー「ダークマン」として恋人に別れを告げ、リーアム・ニーソンがブルース・キャンベルになって去っていく悲壮感。

これ、最高に面白かったです。
時折入る、コミック・タッチな画もライミらしさが出ていてとても良かった。
個人的には『スパイダーマン』1作目よりもこちらの方を押します!!

関連作:
『ダークマン(1990)』
『ダークマン2(1994)』
『ダークマン3(1995)』

評価:★★★☆
09/05/11ビデオ鑑賞
サム・ライミ アクション・ホラー リーアム・ニーソン フランシス・マクドーマンド ブルース・キャンベル 中古ビデオ購入
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2 コメント

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Unknown (魔人スドォ)
2009-05-11 22:09:39
こんばんわ~

わ~い♪
コレも私の大好きな映画です♪

サム・ライミの魅力タップリの映画ですよネ~?
この頃から『スパイダーマン』の原型はあったんですよネ~
(ヘリにぶら下がってビルの谷間をダイブ?)
彼が『スパイダーマン』を撮るのは、この頃から運命だったのかも?

そうそう!
ラストのブルース・キャンベルがイカす!のよ~♪
(熱くなってしまいました~)

最近知ったのですが...
このダークマンの主人公の人って『スター・ウォーズEP1』のクワイ・ガンでしょ?
知った時には驚きました~♪
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>魔人スドォさんへ (ヒロ之)
2009-05-11 23:33:58
こんばんは~。
この歳になって初見した私ですけど、かなり面白かったです。

そうそう、何となく『スパイダーマン』の形というものがありましたよね。

後、何処かのレヴューで読んだんですけど、この映画の色んなシーンが後に他の作品で引用されているようで。

例えばヘリに宙づりになったダークマンが高層ビルに激突するシーンは『マトリックス』とか??

そう考えると、この作品はレベルが高いですねぇ。

リーアム・ニーソンはクワイ=ガンですね。
後はシンドラーとか『ナルニア』のアスランとか。
かなり渋いお方ですね。

近々彼が出ていない2も鑑賞予定です!!
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