銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

十二人の死にたい子どもたち

2019年08月06日 14時54分38秒 | 邦画サスペンス
2018年
日本
118分
ミステリー/サスペンス
劇場公開(2019/01/25)



監督:
堤幸彦
『イニシエーション・ラブ』
主題歌:
ザ・ロイヤル・コンセプト『On Our Way』
出演:
杉咲花アンリ(7番)
新田真剣佑シンジロウ(5番)
北村匠海ノブオ(9番)
高杉真宙サトシ(1番)
黒島結菜メイコ(6番)
橋本環奈リョウコ(4番)
吉川愛マイ(11番)
萩原利久タカヒロ(8番)
渕野右登ケンイチ(2番)
坂東龍汰セイゴ(10番)
古川琴音ミツエ(3番)
竹内愛紗ユキ(12番)



<ストーリー>
安楽死を求める12人の未成年たちが、「皆で死ねば、怖くないから」と廃病院の密室に集まった。ところが、彼らはそこで13人目のまだ生温かい死体に遭遇し…。

―感想―

「12人じゃなくて13人いるんですけど」
「んなことあるかいな(笑)ほんまやん!」

自殺志願の少年少女達が何かを切っ掛けに殺し合いを始めるとか、そういう内容の作品かと思っていましたが、予想に反して推理サスペンスでした。

番号札1番が部屋に入って来る前からベッドに寝ていた青年は一体誰なのか、てのとその青年を巡って誰と誰が「手を組んでいたのか」という2点を警察官の両親を持つ少年が鋭い観点で暴いていくというのが後半の楽しみで、その暴かれていく過程において、序盤での幾つかのシーンがどれだけ重要だったのかを観客に分からせる手法。

驚愕、とまではいかないが辻褄がきちんと合うように説明されているので納得は出来る。

要はベッドで寝ていた青年=0番の存在によって、「死にたがっていた」少年少女達が「生を見い出す」事となり、その辺はちょっと都合良過ぎる「ハッピーエンド」ではないかなと思いはしたが、若手の役者12人よる会話での熱演、感情を爆発させた表情作りの上手さには魅了されたから、総じて会話劇でありながらも引き込ませる“力”は画面上にみなぎっていた。

廃病院を舞台にした全く金のかかっていない密室サスペンス作品である事は一目瞭然であるが、12人の頑張りによって一応「映画」としては成立している。
決して声を大にして面白かったとは言えないものの、魅せる演技が出来る役者をここまでずらりと揃えたという点は高く評価したい。
個人的にはパツキン少女に1票。

今作の橋本環奈図鑑

これが出た時はてっきり、写真だけの出演かと。

ぱっと見では橋本環奈とは分からないが、声でバレバレ(笑)。
環奈ちゃんはハスキー声がトレードマークですから。

正体をばらす時の一連の動作(見せ方)が神ってた。
何かのCMかよっwて。

面と向かってサラッと言うな(笑)
俺にも言わせろーーー!!!!

貴女は天使ですか?

評価:★★★
19/08/06DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へバナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日:2019-07-24
メーカー:バップ

オフィシャル・サイト

コメント

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Z Bull ゼット・ブル | トップ | PS4ゲーム『アンチャーテッド... »
最新の画像もっと見る

邦画サスペンス」カテゴリの最新記事