ロッタちゃんと赤いじてんしゃ

A CLEVER LITTLE GIRL LIKE LOTTA／９２年／スウェーデン／７６分／ファミリー・ドラマ／劇場公開
監督：ヨハンナ・ハルド
出演：グレテ・ハヴネショルド、ベアトリス・イェールオース、クラース・マルムベリー

＜ストーリー＞
“ピクニック”編、“誕生日”編、“里帰り”編の3つのエピソードで構成、春から夏にかけての物語を描く。
＜感想＞
先日鑑賞した『フロストバイト』に出演していたグレテ・ハヴネショルドちゃんの代表作とも言える『ロッタちゃん』シリーズの１本。

『フロストバイト』では可愛らしさがありましたが、幼少期のこの頃は何かあんまり可愛くない＾＾；
でも５００人からなるオーディション参加者から選ばれたんだから、何かしら光るものがあったんだろうね。
確かに素に近い演技には上手さを感じました。

「嫌い！」

が口癖なマセガキで、兄ちゃんが溺れても爆笑しているし、近所のおばちゃんの自転車を勝手に拝借して挙句操縦不能に陥り、大怪我。
「わたしの誕生日は最低だわ！」
なんてぼやくわで、お前はスウェーデン版野原しんのすけかっ！（同じ５歳児だし）

まぁそんな中でも、お父さんがロッタちゃんサイズの自転車を買ってきてあげるシーンや、早く大人になりたいロッタちゃんが雨が降りしきる中、牛フンの中で両手を広げて成長を願うシーンなんかは仄々とさせられるんですけどね。

わがままロッタちゃんですけど、家族を含め素敵な人達に囲まれているせいか、何が良くて何が悪い事なのかを少しずつ勉強していく部分には、大人の私でも
「子供ってこうやって成長していくんだよな～」
と、考えさせられるものがあります。

叱ってばかりじゃ駄目。
時には優しく抱きしめてあげる事も大切なんだよ、うん。

「地獄」という言葉を口にしたロッタちゃんが母親にこっ酷く怒られて、ふて腐れる中、絵本を読んであげていたおばあちゃんが無意識にその「地獄」という言葉を発してしまう。

「あ！それ言うとママに怒られるわよ！！」

なんとも御後が宜しいラストですｗｗ

評価：★★☆
１１／０４／０５ＤＶＤ鑑賞（旧作）

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レンタル開始日：2002-08-23
メーカー：アスミック

ボトム・プレデター 地底に潜む生命体

BOTTOM FEEDER／０６年／加／８６分／モンスター・アクション・ホラー／劇場未公開
監督：ランディ・ドードリン
出演：トム・サイズモア、ウェンディ・アンダーソン

＜ストーリー＞
廃墟の病院を訪れた医療品回収チームは、そこで愛犬を探す男に遭遇する。何かの匂いを嗅ぎ付けたまま戻らないという犬の後を追うと、仲間のひとりが謎の生物に襲われ…。
＜感想＞
政府が極秘開発していた軍兵器となる薬品を体内に注入された男が、モンスターとなって人間を襲う作品です。

鼠を食べたからだと思うんですが、モンスター造形はネズミ人間。
でっかいお耳が個性的。

それに立ち向かうのが、戦う男（パッケージに書いてあった）トム・サイズモア率いる４名からなる廃品回収屋。

彼らに政府の人間である強気な女性も成り行きで参加。

他にも薬品を欲する全身大火傷の富豪男、彼のボディーガード、廃墟に住む浮浪者風黒人などがモンスターと対峙する羽目に。

普通に楽しめる作品かな。
それなりのグロ描写もありますし。
（首チョンパ多し）

男勝りな強気な政府関係女性が
「仕留めるまで逃げるんじゃないわよ！！」
と、部下に言うんですが、どうせモンスター目の前にしたら

キャーキャー言いながら逃げるんだろっ

って思っていたのに、本当にガチ勝負していたのにはビックリした。

≪口だけじゃねぇな、この女≫

しかしだな、目の前でＣ４爆弾が大爆発したのに、無傷なトム・サイズモアって一体！？
傍にいた仲間は死んだのに。

けど生き長らえたからといって良い事も無く、彼の将来は不幸の道を辿るのであった・・・ちゃんちゃん。

評価：★★☆
１１／０４／０４ＤＶＤ鑑賞（新作）

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レンタル開始日：2011-04-02
メーカー：トランスワールドアソシエイツ