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銀幕大帝α

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処刑島

2008年06月14日 20時34分04秒 | 洋画ホラー
WILDERNESS/06年/英/94分/シリアル・キラー/劇場未公開
監督:マイケル・J・バセット
出演:ショーン・パートウィー、アレックス・リード、トビー・ケベル

<ストーリー>
更生プログラムとして無人島でキャンプする不良少年らが何者かに襲われる。

<感想>
いやぁ、これは面白かったですし、ドキドキしました。
見えない敵から襲われる恐怖、軍事犬に噛み殺される痛々しさ。
『ランボー』と『ファイナル・デッド』を足したかのようなサバイバル・ホラーなんですが、殺される側が殆どがワルなんで、同情よりも‘やっちゃえ感’の方が大きいんですよね。

主人公を先頭に少年院から移送されたバカばっかりだから、自分勝手に行動したり、仲間割れしたり、裏切ったり。
敵のサイコ親父にとっても予想外だった、仲間内殺し合いが勃発して、自滅していく辺りはある意味滑稽でした。

展開は地味だけど、盛り上げ方が巧かったので、観ていて時間が経つのも早かったですね。
只、ラストでの決着が意外とあっさり過ぎて爽快感が薄れてしまったのが残念。
結果的には惜しい感じがしたけれど、作品としてはかなり拾いモノやったなぁ。
監督は戦争ホラーの秀作『デス・フロント』をデヴュー作として撮ったマイケル・J・バセットの2作目。彼らしい、先の読めない、グロテスクなホラーに仕上がっていますよ。

評価:★★★☆
08/06/13DVD鑑賞(旧作)
処刑島 マイケル・J・バセット クリエイティブアクザ
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レンタル開始日:2007-10-05

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