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銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
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第46回「赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。」

2024年06月17日 16時09分41秒 | 漫画読(まんがどく)おススメ漫画

著者 :青柳碧人, たなかのか

出版社:双葉社

ストーリー概要:

とある旅の途中で、赤ずきんが死体に遭遇!?「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」などの童話を下敷きにしたトリック満載の事件を鮮やかに解決…なるか!?名探偵・赤ずきんの旅、はじまりはじまり——。

先に橋本環奈ちゃん主演で実写化された作品は鑑賞済み。

実写版はそこそこ楽しめたので、偶然に漫画本を書店で見つけて購入してきました。

因みに小説版もあるみたいですが、そちらはパスで(理由は察して下さいw)。

第1話は実写版と同じ「シンデレラ」の話でした。

個人的な感想となりますが、話の分かり易さから言えば、実写版の方が良かったように思えます。

けど、漫画版もしっかりとミステリー仕立てとなっているので、読み応えはありました。

登場する女の子が可愛いですね(女の人は普通)。

『ヘンゼルとグレーテル』の回では妹のグレーテルが猛烈に可愛かった。

勿論、赤ずきんも可愛く魅力的で、このキャラクターを俳優にあてるとなると橋本環奈ちゃんは適役だったとは思いましたね。

これの面白い所は、赤ずきんが有名な童話のキャラクターと出会う事と、その童話のキャラクターが犯人となっている部分、そしてそれ以上のゲス具合でしょう。

完全犯罪を狙うも、何処かしこに致命的なミスはあり、そこを赤ずきんが見抜いていく展開は見物。

「どうしてあなたはそんなに杜撰なの」

赤ずきんの決め台詞と共に、事件をズバッと解決していく様を皆さんも楽しみましょう。

今冬に第3巻が発売予定。

2024年6月時点で2巻まで発売中!

ストーリー・・・4

キャラクター・・・・5

お色気・・・0

残酷さ・・・1

絵の上手さ・・・4

総合・・・4

(5段階評価での独自採点)

 

↑Amazonでの購入はタイトルリンクをクリック!


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第45回「死んで花実が咲き誇る」

2024年06月13日 15時03分49秒 | 漫画読(まんがどく)おススメ漫画

著者 :黒榮ゆい, 来楽零

出版社:講談社

ストーリー概要:

花咲桜助は幼い時に火事で家族を亡くし、天涯孤独の身の上。遠い親戚の春原家に引き取られ、春原の両親、陽一、陽鞠の兄妹と本当の「家族」のように暮らしている。そんなある日、陽一、陽鞠と出かけた神社の夏祭りで、謎の青年・曼珠が人を殺して作り出した怪物“亡者”に襲われてしまい…!?

日野 日出志先生の漫画に出てきそうな容姿の怪物が出てきた。

バトル系のホラーです。

描いている事は結構えげつない。

無惨に殺した人間を亡者として生き返らせ(ゾンビやね)、人々を襲わせそれを見ながらほくそ笑む男。

主人公・桜助の親戚、陽一が標的にされ死亡、桜助自身も命を狙われるが、そこはやっぱり主人公て事で、体は侵されても死なずに生きています。

元凶となる男の姿追う特殊隊が登場し、桜助はその隊に保護され、自然な流れで仲間として加わります。

ここまでが1巻の内容で、ここからは元凶者の討伐に命を懸ける隊員達、そして復讐に燃える桜助の血と汗と涙の戦いが展開されていくんでしょうね。

描写は殺伐としていながらもキャラクターデザインは割かし美男美女で統一されており、個人的には好みの作画。

1巻は掴みとしてそれ相応の盛り上がりを見せてくれたので、その勢いを失わないまま続きを描いて貰いたいです。

8月に第2巻が発売予定。

2024年6月時点で1巻が発売中!

ストーリー・・・4

キャラクター・・・・5

お色気・・・1

残酷さ・・・4

絵の上手さ・・・4

総合・・・4

(5段階評価での独自採点)

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第44回「女神敗北 転生のヴァラノワ」

2024年05月18日 15時00分51秒 | 漫画読(まんがどく)おススメ漫画

著者 :RAN

出版社:KADOKAWA

ストーリー概要:

『神囚戦姫(ヴァラノワ)』それは神々が起こした戦争を、神に代わり戦う美しき“囚人の戦士”。たとえ肢体が露わになろうとも、たとえ恥辱にまみれようとも、彼女たちは己の罪を贖うために戦い続ける——。

1巻の表紙が目に入り、引き付けられて購入。

宅で改めて見直しても、なんで三段腹やねんw

逆にそれが卑猥に見えて萌える?

まあそれは置いといて、巻頭カラー(2巻共)てのは珍しい。

ちょっとルールを理解するのに時間が掛かったが、何故に戦い合う女性たちはそんなにほぼ裸なのか、てのも理由はちゃんとあります。

でもこれ完全に男性向けのサービスだよね(笑)。

一つの試合で巻跨ぎ、2巻分ですか。

これを長く感じるか、そんなものでしょと感じるかは読者次第でしょう。

対戦者それぞれの過去で起きた「死ぬ」までの物語が描かれているので、その分どうしてもボリュームが出てきているのは仕方なし。

決勝戦が行われる時は第何巻になっているんだろうて思ってしまったけど。

閻魔大王やアテナとか、数多くの神々が登場しますので、覚えるのが大変。

だけどバラエティに富んだキャラの多さなので、推しは見付かるかも?

巨乳派と貧乳派で分かれそうではる(俺は断然貧乳派!)。

けど作者的には乳よりも尻の方に力入れている様にも見受けられる。

お尻を描くのが得意なのかもしれない。

程好くエロく、戦いは過激にと、男性読者の心を擽る内容にはなっているので、触手凌辱責めとかが好きでしたら買いですな。

7月に第3巻が発売予定。

2024年5月時点で2巻までが発売中!

ストーリー・・・4

キャラクター・・・・5

お色気・・・4

残酷さ・・・2

絵の上手さ・・・4

総合・・・4

(5段階評価での独自採点)

女神敗北 転生のヴァラノワ 1 (MFコミックス)

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第43回「ぼくらの夏が裂けていく」

2024年05月17日 17時09分24秒 | 漫画読(まんがどく)おススメ漫画

著者 :宮月新, 佐藤健太郎

出版社:白泉社

ストーリー概要:

高校生の樹は、高校進学を機に地元の離島、繊月島を離れたが、妹の繭結が大けがを負ったとの話を聞き、地元に戻ることに。しかし、慣れ親しんだはずの島では、マスク着用はもちろん、食事中も顔を覆い隠すなど、異様なほど徹底されたコロナ対策がとられており、樹はその不気味さに圧倒される。そんな中、樹はある夜、自宅近くで「なにか」に出会って…。コロナ対策の裏に隠された、この島の真実とは…?

アイデア勝利の作品やね。

間違いなくコロナ禍でのマスク着用から本作の発想を得たんだろうと思うけど、それに「口裂け女」をミックスさせたのは上手い。

島民から「マスクは外しちゃならねえ!!」と怒鳴られる主人公・樹。

そこからも推測する限り、マスクを外すと「祟り」に遭う、てのが島中に知れ渡っている恐怖であり、一時もマスクを外してはダメだというのが暗黙の了解で決められた「掟」であるのでしょう。

都会から妹が大怪我を負った事で、自主的に島帰りした樹は、早々にバケモノに襲われる。

警察に知らせるも鼻で笑われ、親も「この子、何言ってんの」状態。

しかし、昔馴染みの友人達が樹と再会した事を発端に、思いもよらぬバケモノの正体が判明する。

樹は戸惑いを隠せないながらも、どうにかして原因を突き止め、仲間を救い出せないかと島中を奔走していくというのが大まかな流れ。

現状観る上で、全てが上手く行く様には到底思えないのだが、今後、どういった展開が繰り広げるのか。

行き着く先にあるのは、幸せか、それとも最悪か、結構気になる物語となっていて面白かったです。

口裂け女のバケモノ、ビジュアルが中々に不気味。

常に不穏な空気も流れている為、ゾワッとする場面があったりもします。

グロ度は割と強め、それを強調させた描写も多くあり、1本のホラー漫画としては見応え十分あると個人的には思います。

5月29日に第2巻が発売予定。

2024年5月時点で第1巻が発売中!

ストーリー・・・5

キャラクター・・・・5

お色気・・・1

残酷さ・・・4

絵の上手さ・・・4

総合・・・5

(5段階評価での独自採点)

ぼくらの夏が裂けていく 1 (ヤングアニマルコミックス)

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第42回「麗奈と9人の男たち」

2024年05月16日 18時57分31秒 | 漫画読(まんがどく)おススメ漫画

著者 :江夏遙, 高橋構造

出版社:日本文芸社

ストーリー概要:

高校生たちが乗ったバスが、山間部の崖崩れにより大破、大勢の仲間たちが死に生き残った9人が避難をもとめた古い旅館には、高校生たちと同年代の少女がいた。その少女の名は柊麗奈。偶然にも以前、高校生たちと同じ高校に通っていた少女だった。麗奈の美しさに、高校生たちは浮き足立つが、麗奈にはおぞましい恐怖の秘密を持っていた。

全2巻ですが、同時発売てのは有難いですね。

数か月、間が空くと、やっぱ人って内容を忘れちゃいますから。

作品はエロ、ゲロ、グロ、なんでもござれのホラー(クリーチャー系)。

遭難した生徒を、以前同級生だった宿の女将・柊麗奈が出迎え、そこに泊めた事で、思いもよらぬ惨劇が起きるという内容。

登場人物全員に柊麗奈と何かしら関係があり、徐々にその関係の内容が掘り起こされ、そして柊麗奈自身の秘密も明かされていきます。

「虫」が、展開に大きく関わっており、作者はその「虫」の生態に対して、かなり熟知していると思われる。

「カマキリは後尾を終えるとオスを食う」

男以上の怪力を出し、惨殺していく柊麗奈は既に人間ではあらず。

果たして生き残るのは誰か。

そして柊麗奈の怒りに真っ向から戦い、倒せる事は出来るのか。

予想に反して過激な描写が多く、先の読めない話の転がり方というのもあって、一気に最後までページを捲り、楽しめました。

分かり辛い構図というものもなく、キャラクターの関係性は一見複雑そうで実はシンプル、その辺の読者にとっての読み易さが良かった様に思える作品でしたね。

ラストはハッピーエンドかと思わせて・・・と、徹底した救いの無さ。

そういうのに興味ある人は是非読んでみてください、個人的にはおススメです。

2024年5月時点で全2巻が発売中!

ストーリー・・・5

キャラクター・・・・5

お色気・・・4

残酷さ・・・5

絵の上手さ・・・4

総合・・・5

(5段階評価での独自採点)

麗奈と9人の男たち (1) (ニチブンコミックス)

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