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銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で17周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

第56回「ヴンダーカンマー」

2024年08月13日 15時32分02秒 | 漫画読(まんがどく)おススメ漫画

著者 :滝乃大祐, そよき

出版社:竹書房

ストーリー概要:

舞台は閉鎖的な地方都市の高校「椿ヶ丘学園」。
その旧校舎本館で一年生の女子生徒「渋谷唯香」が惨殺された。

その現場は、16年前に同じ町で起きた猟奇殺人事件と酷似していた。
殺害現場に居合わせたのは被害者と同じサークルの生徒4人と教師1人。

この殺人は、何を伝えているのか――。

話の中心となる女子生徒が首吊りの状態で惨殺されているシーンから物語は始まります。

衝撃的ですよね。

そこから、その女子生徒が何かを企んでいるというのが判明しますが、その詳細は隠されたまま。

彼女と関連性のある生徒数名が浮き彫りとなり、各自目線で自分語りが綴られていく。

中々興味深く読めた1巻でした。

死人に口なしとは言いますが、真実を知る唯一の女子生徒が亡くなっているので、関わった人間達によって解明しなければいけない。

果たして亡くなった女子生徒が成し遂げたかった事とは何なのか、これからの展開(謎解き)を大いに楽しみたい。

元は小説だったようで、今回コミカライズされた様ですが、とても絵が綺麗で読み易くなっているので、ミステリー好きにはおススメしたい作品です。

処でタイトルの『ヴンダーカンマー』てどう発音したらいいんだろう、ヴ=ブ?

今冬に2巻が発売予定。

2024年8月時点で第1巻が発売中!

ストーリー・・・5

キャラクター・・・・5

お色気・・・0

残酷さ・・・4

絵の上手さ・・・5

総合・・・5

(5段階評価での独自採点)

↑Amazonでの購入はタイトルリンクをクリック!


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第55回「ヒグマグマ」

2024年08月12日 18時14分18秒 | 漫画読(まんがどく)おススメ漫画

著者 :奥谷通教

出版社:日本文芸社

ストーリー概要:

北海道でとらえられた、あまりにも巨大なヒグマの影。
その真実を探るべくテレビクルーと大学教授は目撃地帯の山に足を踏み入れるが…!?
そこで目にしたのは、凶暴な野性の圧倒的蹂躙——!!
令和史上最悪の獣害事件発生、超巨熊列島震撼。凄絶ヒグマ暴虐物語、開幕!!

熊と遭遇したら死んだふりをしろ!

これだけしか対策を知らない俺にとっては、とても為になる漫画。

現実でも山から降りてきた熊が一般人を襲うという事件が多発してますので、リアリティに満ちた作品とも言える。

本作に登場する熊さんは、バケモノ級のデカさ。

こんなのに普通のTVクルーと元アイドルが勝てるのか!?

全くを持って期待は出来ないし、現にもう数名、食われちゃってますからね。

どう転んでも無理だろ、て誰もが読んでいて思う所を、作者さんはどのように意外性のある展開を見せてくれるのか、今後そこを一番に注目していきたい。

クマの生態とか、その辺も勉強になるので、アニマルホラーが好きな人は読む価値があるでしょう。

因みに、熊さんの攻撃を受けた人間の描写はかなり残酷なので、そういうグロ系を好む人にも楽しめる様になっています。

2024年8月時点で第1巻が発売中!

ストーリー・・・5

キャラクター・・・・5

お色気・・・0

残酷さ・・・5

絵の上手さ・・・5

総合・・・5

(5段階評価での独自採点)

↑Amazonでの購入はタイトルリンクをクリック!


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第54回「アイツノカノジョ」

2024年08月11日 15時29分29秒 | 漫画読(まんがどく)おススメ漫画

著者 :肉丸

出版社:小学館

ストーリー概要:

気になるあの娘は、”親友の”彼女。

始まりの季節、春。

主人公・リクの家を訪れた美少女・雫は
「いいよ、何しても。」
と、リクを誘う。

しかし雫は、“親友(アイツ)の彼女”。

高校最後の1年間、
危険過ぎる恋が幕を開ける――・・・

何故にこういう系統の主人公男子はこんなにも異性からモテモテとなるのか。

しかも、好きになってくれる女子が皆、可愛いし。

ちゃんとした彼氏が居るのに、会うたび誘惑してくる女子と、それを断れず成り行きに任せちゃう男子との危険な香りしかしない恋物語。

たまた書店のピックアップコーナーに本作が置いてあって、なら試しに読んでみようかなと、先ず1巻だけ購入してみたら、これがまあ面白い。

続きが気になって、直ぐに翌日、発売中の4巻まで買いに行って、速攻で読破したのだが、相手側の彼氏に何時バレてもおかしくない状況が連続するので物凄くドキドキしてしまう。

主人公も何処か優柔不断だし、彼氏持ちの女子を好きになるのは俺も経験があるので理解出来るが、時と場所を弁えろよ(笑)と思うシーンもしばしば。

まあスリルを味わいたいのであればアリ、なのかな。

その点での緊迫感てのが非常に上手く描かれています。

主人公がイケメンてのが腹立つが(笑)、性格も良過ぎるんだよなあ。

なんか無意識で色んな女子に優しくしている事が、話を余計にややこしくさせ、複雑な関係性を生み出している様にも見える。

兎に角俺が一番言いたいのは、「お前ら一旦、リセットしろ!」。

これが得策だと思うんだけど、漫画的にはこのままズルズルと行って、どういう顛末を迎えるのか、そっちの方が面白そうなので、作者さん宜しく。

主人公に言い寄ってくる、近付いてい来る、誘惑してくる、H寸前まで行く女子は今の所3人。

俺個人的には、うみみちゃんが無茶苦茶ドストライクです。

可愛い女子達による危険な恋をハラハラしながら読んでみたい方にはおススメ。

2024年8月時点で4巻まで発売中!

ストーリー・・・5

キャラクター・・・・5

お色気・・・5

残酷さ・・・0

絵の上手さ・・・5

総合・・・5

(5段階評価での独自採点)

 

↑Amazonでの購入はタイトルリンクをクリック!


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第53回「その霊、幻覚です。」

2024年08月06日 16時14分46秒 | 漫画読(まんがどく)おススメ漫画

著者 :竹村優希, 柏木郁乃

出版社:文藝春秋

ストーリー概要:

「相談すると霊を視なくなる」と評判の臨床心理士・泉宮一華は、実は霊能力を持つ寺の娘。 霊や実家から離れ平穏な暮らしを望む彼女の元に、ある日怪しい青年が現れる。 「翠」と名乗る彼は、一華の弱味を盾に、危険な心霊事件に一華を巻き込んできて…!? 

元は小説として展開されているようで、この度めでたくコミック版として発売された、一種のバディもの。

主人公は「霊」が視える女性、一華。

今は臨床心理士として働いているが、本人としては「霊」が視える事自体に相当嫌気がさしている模様。

そんな彼女の所に、イケメン青年、翠が訪れた事で、一華のこれからの人生を左右させる「約束事」を提示し、彼女もその提案に乗る。

だが翠もどちらかと言えば一華と同類。

2人で行動する場所に、悪霊あり。

何気なくバディを組んだものの、互いの「願い」を全うするのに果たして上手く行くのか、が見物となっています。

後、この2人の間に恋愛感情が芽生えるのかも気になりますね。

ジャンル的にはホラーではありますが、凸凹コンビが見せるドタバタ具合が面白いですし、漫画そのものもとても読み易いと思いますよ。

先に小説版を読んでいるという方も、又違った視点で読めるという意味でも是非。

2024年8月時点で第1巻が発売中!

ストーリー・・・4

キャラクター・・・・4

お色気・・・0

残酷さ・・・3

絵の上手さ・・・4

総合・・・4

(5段階評価での独自採点)

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第52回「帰る家がない犯罪者たち」

2024年07月29日 17時22分46秒 | 漫画読(まんがどく)おススメ漫画

著者 :高崎ひいろ

出版社:芳文社

ストーリー概要:

犯罪者は親類縁者や知人から関係を断たれ、出所後は帰る家がない。“住所”がなければ職にもつけない現代日本社会。これはそんな“出所後の犯罪者たち”を支援する自立準備施設の物語。

こういう実在する機関を扱った漫画て、やっぱり漫画家さん本人が入念なリサーチをして描いているんだろうかね。

犯罪を犯し刑期を終えて表に出てきたものの行き場のない人を、自立準備施設の方がそこに入所させ、後に自立可能だと判断されたら出所させるまでの過程を、色んな人物を立てて描いています。

お金を稼ぐとなると、土木作業が相場となっているのでしょう。

健康な人なら頑張って働けますが、病を持っている人の場合はどうするのか気になる。

その辺の事は、おいおい違う人物で描かれるのかもしれない。

意外と皆、真面目に働くのね。

けど、犯罪の種類によっては、自立準備中でも再犯する人も居る様で。

完全に更生できるのかそうでないかは、本人次第といった所なのかもしれない。

麻薬常習で捕まった人物の回での施設の母の言葉

「薬物はやめるんじゃない

死ぬまで我慢し続ける」

これ物凄く重い言葉だよな。

薬物はそう簡単にやめられないから、又手を出す人も現実にも居る訳で、本当に断とうと思ったら我慢をし続けなければいけないてのが薬物中毒者にとっては拷問そのもの。

けど、それを承知で手を出したのだろうし、自業自得と言ったらそれまででしょうけど、本当に薬物だけは自分自身の誘惑、他人からの誘惑に打ち勝つ位にシャットアウトする気持ちを強く持つべきものだというのを絶対に忘れてはいけない。

2024年7月時点で第1巻が発売中!

ストーリー・・・4

キャラクター・・・・4

お色気・・・0

残酷さ・・・3

絵の上手さ・・・4

総合・・・4

(5段階評価での独自採点)

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