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銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
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The Cat ザ・キャット

2012年09月07日 13時59分24秒 | 韓国ホラー
CAT/11年/韓国/105分/ホラー/劇場公開(2012/05/26)
-監督-
ピョン・スンウク

-出演-
*パク・ミニョン・・・ソヨン
*キム・ドンウク・・・ジュンソク
*キム・イェロン・・・ヒジン
<ストーリー>
ペットショップで働くソヨン。ある日、彼女の担当した猫の飼い主が謎の死を遂げた。猫を飼い出した友人も残酷な死を遂げ、ソヨンは得体の知れない恐怖に襲われる。
<感想>

う~ん、安定した作りではあるけれど、どっかで観たことのある様な話なんだよねぇ。
あ、あれだ和製ホラー映画『仄暗い水の底から』だわ。
あれと雰囲気が似ている。
少しだけアレンジしたようなそんな形。

ホラー映画としては及第点。
そこそこに怖い感じにはなってました。

猫による怨念みたいなのもあるけれど、結果的にみると一人の少女のSOSみたいなものかしらね。
遺体を見つけて欲しいが為に、猫好きな主人公に手がかりを与えて見つけ出して貰う話と捉えれば結構悲しいお話ではあります。

殺される側の演技も光ってました。
特に女優たちの“貞子眼”は迫真の演技だと思うなぁ。
恐怖に慄く際の“眼”てなるとああいう感じにはなるだろうね。

閉所恐怖症っていう精神的な病気は何処まで大丈夫なのかが良く解んない。
倉庫の扉は閉められないけれど、自分が勤める店の扉は閉めててもOKとか。
あれかね、初めて訪れる場所は恐怖に縛られちゃって駄目なのかしらね。
貯水タンクなんておもいっきり閉鎖的だからもっとパニックになりそうなもんだろうけど。
その辺の描き方があやふやではありました。

猫娘になっていた幼い少女を演じていたのは『アジョシ』でウォンビンに助けられる少女役の天才子役キム・セロンの妹キム・イェロンちゃん。
哀しい表情の作り方とかはやっぱり姉譲りの上手さがあるなぁとは思いましたよ。
韓国の子役って皆演技派だよね~。

今作の美女図鑑

主人公ソヨン役のパク・ミニョンさん。
恐怖に立ち向かいながらも、真相を探ろうとする勇敢な姿勢に引き込まれました。
ラストで見せた可愛らしい笑顔も素敵だったです。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★
12/09/06DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日:2012-09-05
メーカー:マグネター
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人喰猪、公民館襲撃す!

2012年05月13日 15時17分33秒 | 韓国ホラー
CHAW/09年/韓国/121分/モンスターパニック・ホラー/劇場公開(2011/10/22)
-監督-
シン・ジョンウォン
-脚本-
シン・ジョンウォン

-出演-
オム・テウン
チョン・ユミ
主な出演作:『10億』
チャン・ハンソン
過去出演作:『セブンデイズ』
ユン・ジェムン
過去出演作:『母なる証明』
パク・ヒョックォン
キム・ギチョン
<ストーリー>
10年以上も犯罪のない山奥の小さな村で、ズタズタに切り裂かれた死体が発見される。元ハンターのチュンは、人喰猪に襲われたと言い張り…。

怪獣映画史上最小スケールのスペクタクル!

<感想>

邦題からしてコッテコテのギャグムービーなのかと思って観ていたら、意外ときちんとしたパニックムービーだった。
しかも結構グロい。
巨大猪が人間を襲ってバキバキと喰う辺りは音のみの描写にも関わらずグェッてなる。
その後発見されるバラバラな遺体にもゲェってなる。
流石韓国映画だ、この辺の作りには徹底した感はある。

さてその邦題にある‘公民館襲撃’なのだが、てっきりハイライトとなる終盤に起きるのかと思いきや、中盤での見せ場として登場してきた。
この邦題にしたのは多分、親玉となる人喰猪がその全体像をじっくりと曝け出すのがこのシーンであるという、モンスター映画としての大きなポイントになっていたからなのかもしれない。
その前に少し小さめな猪は出てくるのだが、迫力的にも圧倒的にも比べ物にならない。
公民館に出現した猪の方が遥かにモンスターらしくて圧巻だった。
凄腕ハンターもビビリ、小便を漏らしながら立ち尽くしてしまうのも納得な怪物っぷりだ。

猪の造形もB級映画にありがちなチープな作りではなく、それなりに見れるモノになっている点もモンスター好きには嬉しい悲鳴。

公民館を襲撃したその後は、猪が生息している地帯へと場所を移し、ハンターと刑事と女性学者がチームを組み、ウリ坊を餌に親を誘き寄せながら決着をつけるべく戦いを挑んで行く展開へと流れていく。

2時間の大作ながらも然程飽きさせない作品になってはいます。
テンポの良さも然る事ながら、少しユーモア感覚に包まれた雰囲気が更に観易くさせている事も大きい。
恐怖と笑いのバランスが上手く保たれている様にも感じられる。

『ジョーズ』『ジュラシック・パーク』『プレデター』といったハリウッド映画のパロディ感覚な演出も面白い。

ハンターの娘が車におもいっきり轢かれて瀕死状態の中、「無免許運転がバレるとヤバイ」という理由からで藪の中に放棄され、助かるはずだったのに生きたまま喰われてしまったというシーンもブラックな空気に包まれていて苦笑させられた。
そういった場面をチラホラと入れる事で、ダレ場を極力排していこうとする製作者サイドの努力も見受けられ好感が持てました。

只一つ、村に住む常に人形を抱えた頭の弱そうな女は、本筋と何ら関係の無い存在に思えて仕方が無かったのだが、これも韓国映画流の意味の無いブラックユーモアの一つとして捉え、そんなに気にせずそっと受け流す感じで観るのがいいのかもしれないな。

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★★☆
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レンタル開始日:2012-05-09
メーカー:キングレコード
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少女たちの遺言

2012年03月13日 19時57分01秒 | 韓国ホラー
MEMENTO MORI/99年/韓国/97分/青春・学園ホラー/劇場公開
-監督-
キム・テヨン
主な監督作:『20のアイデンティティ/異共』
ミン・ギュドン
主な監督作:『20のアイデンティティ/異共』
-脚本-
キム・テヨン
ミン・ギュドン

-出演-
パク・イェジン…ヒョシン
イ・ヨンジン…シウン
キム・ミンソン…ミナ
<ストーリー>
ミナは学校の校庭で交換日記帳を拾う。持ち主はその日に投身自殺、その後怪奇現象が…。
<感想>

ホラーというよりかは女子高生の思春期ならではの問題を描いた作品かと。

禁断の愛=レズビアン

を軸に話が展開していきます。


かなりどろどろとした展開なんですが、時系列が解り辛く私的には難解な作品でした。
話が進んだり戻ったりを頻繁に繰り返すので頭の中がごちゃごちゃとしてきます。


愛していたシウンの冷たい態度により、自殺の道を選んでしまったヒョンシン。
後半はヒョンシンの霊による怪談物語風になり、学校中が様々な怪奇現象によってパニックに陥っていくのですが、怖さというものは全く感じられませんでした。

ただ、悲しい雰囲気は肌に感じましたが。

結論としては“良く解んない”映画です。
時系列を組み込ませてごちゃごちゃにするよりかはストレートに描いた方が話に入り込め易かった様に思いました。

今作の美女図鑑

ヒョシン役のパク・イェジンさん。
大人びいた容姿が印象的。
SKE48の松井珠理奈似のキリッとした表情が良いですね。

ミナのクラスメイトのキムさん。
とっても笑顔がチャーミングな女優さんです。

情報(日本語)

関連作:
『女校怪談(1998)』(シリーズ第1弾)
『少女たちの遺言(1999)』(シリーズ第2弾)
『狐怪談(2003)』(シリーズ第3弾)
『VOICE ヴォイス(2005)』(シリーズ第4弾)

評価:★★
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レンタル開始日:2002-04-22
メーカー:オンリーハーツ

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アラン-阿娘-

2011年09月08日 23時41分52秒 | 韓国ホラー
ARANG 阿娘/06年/韓国/97分/サスペンス・ホラー/劇場公開
監督:アン・サンフン
脚本:アン・サンフン

出演:ソン・ユナ、イ・ドンウク、イ・ジョンス、チュ・サンウク

<ストーリー>
停職処分から復帰した女刑事・ソヨンは、新米刑事・ヒョンギと男性変死事件の捜査を担当することに。ところが、捜査を開始してすぐに被害者の友人ふたりが同じような変死体で発見され…。
<感想>
レヴューはこちらを参照して下さい。

情報 韓流シネマ・フェスティバル2010(日本語)

評価:★★★☆
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ひきこもり

2011年05月16日 21時41分49秒 | 韓国ホラー
LONER/08年/韓国/117分/ホラー/劇場未公開
監督:パク・ジェシク
脚本:パク・ジェシク

出演:コ・ウナ、チョン・ユソク、チェ・ミンソ

<ストーリー>
親友が引きこもりになり自殺したことにショックを受けたスナは、自らも引きこもりになってしまう。やがて奇行が始まり、精神科医が彼女の部屋を訪ねるが…。
<感想>
レヴューはこちらを参照して下さい。

評価:★★☆
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レンタル開始日:2011-02-04
メーカー:KRコンテンツグループ
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