いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

最後のVHS機

2011年08月04日 | 比べてみよう

 今頃通販で買ったビクターのS-VHSビデオレコーダー、HR-ST700です。メーカーで販売中止を宣言したのが2008年1月ですから、もう3年半も経過しているのに、今頃まとまった商品が出てくるNTT-Xストアは大変面白いと思います。一流メーカー製のVHSデッキを新品で入手できる機会はこれが最後と判断して買っておきました。何種類かあったのですが結構需要はあるらしく、その後数日で売り切れたようです。これで当分は古いテープの再生ができます。

 故障して使えなくなっていた古いシャープのレコーダー。家庭用のデッキは駆動系に劣化しやすいゴムベルトやプーリーを多用しているため、消耗品を交換してやらないと数年で動作に支障を来します。これだけ古いと消耗品の正規販売もありませんので、メーカー修理もできません。どうしても必要なら修理専門店に持ち込もうと思っていた矢先、思いがけない新品が手に入って幸運でした。

 複合機も入れれば、パナソニックがVHSデッキを附属させたブルーレイディーガ、DMR-BR670Vを今でも売っているのには敬服しますが、HR-ST700はS-VHSだし、かつては業務用機にしかなかったタイムベースコレクタ(TBC)を搭載して古いテープの再生にも強いなど、機能的にかなり差をつけています。BR670Vのような複合機はメカニズムの取り回しにも無理があるでしょうから、耐久性もST700が優位と見ています。
コメント
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