「親子で飛行機を作って飛ばそう」という企画に参加してきました。指導は刈谷少年発明クラブの先生方です。愛知県は子供の発明クラブの数が日本で一番多いのだそうで、このような敷居の低い活動が盛んなんでしょう。私も工作は好きだから、定年で暇になったら手伝ってみようかな。まだまだ先の話ですが。
まずは風洞を使った航空力学の講義があります。なかなか本格的ですね。
参加者は小学生とその保護者です。果たして理論が頭に入るでしょうか?また、理論を実践に生かせるでしょうか?
題材は何年か前から玩具として定着した発泡スチロールの超軽量機です。タカラトミーのオートフライトですね。本体に超小型のポリマー電池とモーターが内蔵されており、小さいながらプロペラを駆動します。組み立てるだけなら簡単ですが、うまく飛ばすにはあれこれ調整が必要で、なかなか奥の深いものです。
確か、極楽息子(大)は一昨年のクリスマスに同じようなキットをもらって、数日でばらばらに壊してしまったことがあります。軽いだけあってデリケートなので、荒っぽい扱いは厳禁です。今日の息子は成長したところを見せられるでしょうか?
まずは神妙に説明書を読んでいます。カメラの調子が悪いので画面がちょっと暗くなりました。
部品はたったこれだけ。テープで台紙に留めてあるのを息子がむしり取ろうとしたので、取り上げてはさみできちんと外しました。うまくできるかどうか、ここから勝負なんですよ。
唯一の工作部分は、主翼と尾翼を両面テープで貼り付けること。これまで取り上げると自分で工作したことになりませんので、思い切って任せてみました。結果はご覧の通り、尾翼の角度がなかなか個性的です。息子はこういう一発勝負には強くないですね。
かなり腐っていましたが、気を取り直して2機目の紙飛行機も作ります。
さて競技場の体育館です。ちっとも滞空時間が延びないので投げやりですが、
繰り返し練習していると、何かのはずみで、きれいに旋回しながら30秒近くも飛行することがあります。ここから違いを掴み取って欲しいのですけど。
本番では2秒4しか飛びませんでしたが、微妙な調整次第で滞空時間を延ばせることが実感できたと思います。