いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

白川郷森の学校(その5)

2009年08月04日 | 極楽日記(国内旅行)

 悪天候が続くので、たまの晴れ間がとても明るく見えます。

 でもすぐに雲に覆われてしまいました。雲が低いところを流れているので、狭い谷間では加速してかなりの速度でずるずると抜けて来ます。これだけ雲を刺激すれば雨は降りやすいでしょう。山間部の天気の変わりやすい理由が明白です。

 天気が悪ければ食べる方で楽しみましょう。2日目は子供と保護者が別れて食事します。まずは氷見漁港のマスと貝柱、地元の野菜のマリネ。有名な富山のマス鮨と同じマスですから、やっぱり同じ味がします。マイクロトマトは流行してるみたいだけど、小さすぎて味覚としては弱いですね。ほとんど飾りです。

 この晩はニンジンのスープです。ラ・リヴィエール・ブランシュのディナーは4回目ですが、スープはサツマイモ、カボチャ、トマト、ニンジンと毎回変わっています。

 魚は河豚(ふぐ)でした。氷見漁港の魚を楽しみにしていた人にはちょっと物足りなかったかもしれません。元々淡白であっさりした魚ですが、こうして焼くとチキンみたいな食感になります。魚が苦手な人でもこれなら大丈夫。

 薄造りや鍋が高級料理の代表みたいに思われている河豚ですが、じいちゃんの在所である徳島の漁村では、骨が少なくて癖がないので子供用に煮たり焼いたりするのが普通だったみたいです。だから、じいちゃんは今でも河豚が旨い魚だなんて思ってませんよ。ちなみに一番旨い魚はやっぱり鯛だそうです。本場鳴門鯛の産地でしたからね。

 飛騨牛のステーキは冬と同じ。連泊者やリピート客にどう対応しているのか聞いてみたいところです。

 紅茶のゼリーです。

 最後のティラミスも冬と同じ。フランス料理なのになぜティラミスか、という疑問は相変わらずですが、今回は冬ほど体がこってりしたものを欲しがらないため、まあこれでもいいかと思いました。それにしても冬と夏でメニューを変えていないのですね。ホームページには「身体に浸みこむ自然の味」とありますが、このレストランの考える「自然」には季節がないのでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする