この日の鈴鹿サーキットは子供向けのイベントをやっていました。連休の後半は天気が崩れるという予報もあって、最高の人出だったようです。
子供に人気のピカチュウカートです。触れなかったのが残念。スポンサーのご厚意で、乗って写真が撮れるぐらいのサービスがあっても良かったと思うんですが。レース関係者ってスポンサーには忠実なイメージがあるんですが、スポンサーの意向を酌むところまでは考えないんでしょうかね。
ミニ四駆やチョロQのイベントもありました。賞品はカードだったかな。ミニ四駆のレースを見ましたが、速過ぎて何だかわかりませんでした。
やっぱり鈴鹿はサーキットがあってナンボ、なのでサーキットカートがあちこちに展示してあって、試乗意欲を掻き立ててくれます。
もう少し脚が伸びないと自分で運転できませんね。いつかパパと競争できるかな?
どうやってコースを攻めようか考えているんでしょうか?
乗った後の表情には充実感がありますね。このサーキットカートはヘルメットやスーツなしで乗る遊覧用のもので、速度も30km/hしか出ません。これだけ非力だとアクセル踏みっ放しで速度を落とさないように走るしかないので、腕試しをしてやろうという人には物足りないでしょう。しかしF1と同じコースを走れるという満足感はありますので、1度は乗っておくべきです。腕を磨くためには別のコースやパワフルなカートも用意されています。
観覧車です。ラグーナでは天候不良で乗れなかったので、これで欲求が満たされました。
もう一度「テストカー」に乗って、息子の鈴鹿初挑戦は終わりました。朝と違って、すっかり満足した表情になっています。この連休はじいちゃんのお陰で50m続けて泳げるようになったし、収穫が多かったです。
どこへも行けない極楽息子(小)をママに任せて、極楽息子(大)とパパで鈴鹿サーキットに行って来ました。ママが当選した招待券なんだけどね。鈴鹿なんていつもなら東名阪ですぐですが、渋滞予報が出ていたので名古屋駅から近鉄利用です。しかし白子駅からサーキットまでのバスが少なく、行き帰り共にタクシーに乗ったので、予定よりかなり高くついてしまいました。普段の週末ぐらいなら周りに駐車場もありそうだし、クルマの方が便利でしょうね。
問題は入場してからです。主な乗り物はどれもこれも1時間半待ち。じっと待っていられない息子が並んでいられるでしょうか?まずはバイクに乗れる「ピピラのモトフィールド」を目指して行きましたが、行列の長さを見て断念です。でも何とか人気の熱気球型ゴンドラ、「ルンルンバルーン」に乗ることができました。
1つ乗っただけでもうお昼です。鈴鹿サーキットは飲食設備やトイレがたくさんあって、かなり入場者が多い日でも困らないと思います。これは褒められますね。
大好きなレーシングカーと記念写真です。せっかくなのでレース開催日にしようかとも思ったのですが、まずは遊園地で遊ぶことを優先しました。
「ドリフトキッズレーサー」。息子の運転でスタートに失敗し、最下位から挽回できませんでした。
「コチラのプッチプレーン」。本当は横の「キッズドライブ」がやりたかったようですが、プレーンの方が待ち時間が短かったので。
一番喜んでくれたのがこの「テストカー」です。これも隣の「アクロX」より待ち時間が短いという理由で選びました。レール付きのカートなので自由度はあまりありませんが、息子にはこの程度がちょうどいいみたいです。
真剣に運転していますね。
次はいよいよサーキットエリアです。
F1が富士に移ってしまったとは言え、レースのメッカとしての威光は健在です。今日はレースがないので、この国際サーキットをカートで遊覧できます。
今年は鯉のぼりを設置しました。去年、中古で手に入れた物で、説明書が不備だったり部品が欠けていたりで手間が掛かりましたけど、何とか形になったようです。
私は子供の頃ずっと借家住まいだったため、鯉のぼりを飾って節句を祝った経験がありません。ですから、こうして鯉のぼりを飾ってみて極楽息子(大)が喜ぶのはもちろん嬉しいですが、それ以上に親として息子達の健やかな成長をこのような形で表現できる喜びを感じます。鯉のぼりを飾っている家には、元気な男の子(女の子でも構いませんが)が家族に愛されて成長しているという当たり前の事実を今になって実感した次第です。
その息子の初めての給食当番です。本物の調理師みたいな装備で、配膳係といえどもまず形から入るということでしょうか。おばあちゃんに見せたら大喜びでしょうね。
科学館では常設の展示も見て来ました。30年以上も前に科学館の大好きだった小学生が、今度は息子を連れて入館です。これはリング型の雲を作る実験。昔は小学校の先生がタバコの煙で輪を作って見せてくれましたが、今は教室でタバコなんて考えられないでしょう。
磁石の実験です。目に見えない磁場について知るためには、何より手で磁力を感じてみること。百聞は一見に如かず、とはこのようなことを言います。
大きなシャボンの膜を作る実験です。
子供が退屈しないように、実演コーナーがたくさんあります。展示品の中には企業から寄付された物も多いようです。昔から「モノ作りの中部」として知られた愛知県らしく、地元企業もたくさん。
これは私が小学生の時に一番好きだったポンプコーナー。30年以上も経っているのに、ほとんど当時の器具がそのまま使われているようです。昔からのファンにとっては、タイムカプセルみたいなもの。懐かしいなあ。
生活コーナーでは、食物がエネルギーになることを学びます。極楽息子(大)の好きなポテトチップスばかり食べていると、太って疲れやすく、骨が折れやすくなるという診断がありました。すかさずビールの項目を見て逆襲されましたが。
ロケットエンジンの展示です。お店の恐竜のおもちゃの方が気になっていたのは誰かな?
開館当時はまだいつでも飛べる構えだったであろうF86。かれこれ60年前の戦闘機ですから、その名は歴史の彼方にあります。さすがにこれだけ古びてくると、軍用機としての緊張感はありませんね。
名古屋市科学館の展示は驚くほど昔と変わっておらず、最新設備と言うより、むしろ開館当時からの実験機器で子供たちの科学への興味をかき立ててきたようです。私が行かなかった30年以上の間に、何百万人もの子供たちがここで科学に興味を持った実績は誇るべきものです。そこには新製品の紹介みたいな派手な演出を排した、黎明期の科学者が実験したような、素朴で直感的な実験器具が並んでおり、一貫して基本的な自然法則を理解する大切さが強調され続けています。
最新の映像機器を使えば簡単に動画で説明できるようなことでも、まず古臭い実験器具のずしりとした重さを手に感じて、自分で磁力を感じたり、静電気の作用を見たり、という体験学習が現実の事象と原理の繋がりを理解するには有効です。物理法則や化学法則はパソコンの画面の中にあるものではなく、人間の体を含めたこの世のすべてに作用する法則だからです。
頭で考えるだけではなく、手や体を使って自然法則を体験する機会は昔に比べて減っているはずで、科学館が昔も今も変わらない体験学習の機会を与えてくれることは名古屋市と近隣の小学生には本当に貴重なことです。
名古屋市科学館の特別展「ようこそ恐竜ラボへ! 化石の謎をときあかす」に行って来ました。化石や模型の展示もあるのですが、実際にモンゴルで行なわれた発掘の雰囲気を味わってもらおうという企画です。
こちらは発掘道具の展示。極楽息子(大)の好きなツルハシも出て来ました。でもがんがんツルハシを振るうのは化石のない所だけで、大事な化石は本当に少しずつ、手作業で掘り出していきます。忍耐力がないとできません。
世界最大のアンモナイトだそうです。レプリカだけどよくできていますね。
これは本物のコリトサウルス。鳥みたいな頭が特徴です。コリトサウルスの全身骨格が展示されるのは日本初だそうです。
知能と運動能力の発達した恐竜、デイノニクスです。集団で狩りをしたと言われており、羽毛があったという説もあります。この隣に羽毛で覆われたデイノニクスの絵がありました。ぱっと見ると大きな鶏みたい。
これは巨大な大腿骨。大きな恐竜の骨には呼吸を助ける機能があった、とテレビで見ましたが、この展示では説明がありませんでした。
足跡だけでもこんなにあります。