いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

顔、顔、顔。

2006年09月05日 | 極楽日記

 ちょっと驚いたような表情になっています。

 いい顔なんですけど、フォーカスが後ろに合ってしまいました。

 類型的ではありますが、笑顔になりました。もっと「にまっ」と笑うことがあって、それを撮りたいんですが。
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グリルが来たよ

2006年09月04日 | 極楽日記

 ヤフオクで落札したウェーバーのバーベキューグリル。大きくて立派なので極楽息子(大)も喜んでいます。この「ワンタッチシルバー 57cm」で本体11,700円から14,000円程度なら日本国内では妥当な価格と言えます。正規代理店がないのをいいことに、平気で20,000円以上(検索した中で最も高かったのは40,000円!!)で売っている店もあるので注意しましょう。

 部品が揃っていることを確認する意味もあり、荷物が着いてすぐ組み立てました。本体の下側に3本の脚を差し込む部分が少しやりにくいので、乱暴な人は壊す恐れがあります。CRC5-56などの潤滑油を使ってやれば何の苦労もありません。必要な工具はハンマーだけ。本体は全面ホウロウ仕上げで、腐食の心配がないことが有難いです。

 すぐにでも使いたいので、カーマホームセンターで炭や炭バサミを買って来ました。カーマ日進店の場合、レジャー用の炭用品と生活用の炭用品の売り場が遠く離れているので買い物しにくいです。レジャー用に置いてあったのは「マレーシア林野庁認定のマングローブ炭」だけ。まあ安いのでこれでいいです。

 問題は着火ですね。レジャー用品コーナーには石油系の着火剤しかありませんでした。炭には着火剤で火を着ければよい、と昔から思っていましたが、グリルを購入するにあたっていろいろ検索してみると、着火剤では火持ちのいい白炭(備長炭など)には着火できないとか、石油系の着火剤は臭いが気になるとか書いてあります。Weber's Real Grillingなる参考サイトでも石油系の着火剤は絶対ダメで、煙突形のスターターを使うように指導しています。

 そこで広いカーマの中を探し回ったのですが、煙突は見つかりません。仕方がないので、穴あき鋳鉄製の火起こし器を買って参りました。ガスコンロなどで下から炙って着火するもので、普通の炭(黒炭)ならこれで何とかなります。備長炭にはこれでも火力不足なので、黒炭を十分に燃焼させて、そこから着火するようにと書いてありました。

 アウトドア用品コーナーなどに置いてあるガストーチも、備長炭には不足なのだそうです。難しいものですね。備長炭は高いから最初から考えてなかったのに、使えないとなると使いたくなるな。実験用のガラス器具を加工する酸素バーナーなら直接着火できそうに思いますが。

 今週は財布の紐が緩くなっていたので、ファミリーのマッサージチェアも買っちゃいました。とは言え、定価378,000円(当時)がリサイクルショップで49,800円は誰が見てもお値打ちです。家庭用マッサージチェアの3大メーカーは松下電工、ファミリー、フジ医療器です。その一角だから製品はまず間違いありません。「カカクコム」の口コミを見ても、ファミリーは評判がいいので検討していたのです。まさかこんな値段で手に入るとは!
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ばーげきゅー

2006年09月01日 | 極楽日記

 昨日はいとこのそうし君特集だったので、今日は極楽息子の独演会にします。これは新幹線の工場で「クレヨンしんちゃん」流に「オラのしりー」とやってるところです。

 豊橋自然史博物館にて。中国の少数民族であるイ族の民族衣装を紹介するコーナーです。後ろで首を長くしているのはユアンモウサウルス。

 これは猫バスを待っているのでしょう。夜しか来ないはずですが。

 さて、去年から庭でバーベキュー(息子は「ばーげきゅー」と言います)をしようと検討を重ねた結果、まずグリルを買ってしまうことにしました。かなり悩んだのですが、炭火グリルとしてはアメリカで実績のあるウェーバー(Weber)社のもの。ホームセンターやリサイクルショップで安売りしているもので十分という声もありますが、桜の季節に佐奈川でバーベキューしている団体などを見ると、どうも上手に焼けていないのでは、と疑念が湧きました。

 また、近所の秋祭りでボランティアによるバーベキューがあったのですが、ホームセンターで見たような簡便な角型グリルが何台かあって、どれも肉が丸焦げで、もちろん子供は喜びませんでしたし、グリル導入の参考にしようと思っていた私もがっかりした記憶があります。家庭で慣れている人が持ち込んだグリルでしょうに、それでもこの程度とはどういうことでしょうか。

 問題は、火力の調節がしにくいという炭火最大の欠点です。生焼けや丸焦げの肉なんて、友達同士で酒の勢いがあれば何とかなるでしょうが、庭に常設してオープンキッチンを楽しむという趣旨からは外れます。健康にも悪いですし、不味いものを我慢して食べる必然がありません。

 安い製品で、「空気量調節可能」というのもありましたが、ガスじゃないので、空気量だけで自在に火力を変えられるほど、炭火は扱いやすくありません。また、「炭の継ぎ足しが簡単」という製品もありましたけど、それを当てにして温度を調整するのは難しいです。火力が安定するまでに数十分が必要だし、燃え始めは臭いが肉に移ってしまいます。もちろん、同じ火力を維持するための継ぎ足しは必要なので、継ぎ足しが簡単になるような配慮は必要です。

 じゃ、どうやって火力を調節するかと言えば、炭の配置です。グリルの中で炭をたくさん置くところ、少し減らすところ、保温スペースとしてわざと炭を置かないところ、と分割して使うのが合理的です。バーベキューが日常的なアメリカでは、それを知っているので人数の割りに大きなグリルを使うのです。もちろん、食べる量の違いもあるでしょうけど。

 このような理屈で、我が家の家族には不相応に大きなグリルを注文しました。もっとも、パーティーなのでお客様を呼ぶ予定でいます。ガスグリルなら火力の調節は自在で、火起こしも不要ですが、炭火に比べて機器が高価なので、今回は見送りとしました。息子に炭火を見せておきたいという思いもありましたしね。

 検索していたら、「日本バーベキュー協会」の公式サイトがありましたので勉強させてもらうことにしました。「スリーゾーンファイア」なんて、まさに炭火を使いこなす知恵です。何回もやっていれば誰でも身に着くノウハウなんですが、それまでに失敗を繰り返して嫌になってしまう人が多いと思います。「徒然草」にもあるように、「先達はあらまほしきことなり」です。

 同協会では、蓋付きのグリルを推奨しています。なるほど。安いグリルに蓋付きはほとんどありませんが、火力の調節にも使えるし、オーブンのような柔らかい加熱もできます。チップを入れればスモーカーにもなるし、もちろん風除けにも有効です。

 「焦げる」というのは、化学的には有機化合物の脱水縮合です。食物を構成する分子が水を奪われて、空いた手で他の分子と結合して高分子を形成するもの。中には水を完全に失って炭化するものもあります。こうして高分子と炭素の混合した黒くて不溶性の汚れが貯留します。これが焦げの正体。

 だから、熱が十分にあっても水が保たれていれば焦げません。電子レンジで焦げ目がつかないのはこのためです。バーベキューグリルでも、蓋をすることで水分の蒸発が抑えられ、格段に焦げにくくなるのです。適度に水を飛ばすことは必要ですが、中まで火が通らないうちに外側の水分が蒸発して焦げてしまうのは、望むところではないでしょう。これは蓋があればずっとうまく調節できます。

 ウェーバー社のグリルの特徴として、厚い鉄板にホウロウ加工をしてあるため、錆に強いということが挙げられます。私は昔、安物のスモーカーを使って燻製作りに励んでいたので、鉄が高温と酸化物の攻撃に極めて弱いことを熟知しています。それに、汚れた炭火グリルなんて、完全に汚れを落として室内に収納することなど不可能。どうしても戸外に置くことになります。錆対策の徹底した製品でなくては、長く使えないので結局は高くつくのです。

 バーベキュー協会の受け売りとして、やはり火起こし用の専用器具は必須のようです。バーナーで炙るよりも、空気の流れを利用して短時間で安定した火力を引き出す煙突型のスターターは確実、簡便であり、未燃焼炭の細かい継ぎ足しを避けることにもなります。ウェーバー社のサイトによれば、極楽家が注文した製品では、最初の1時間で25個、次は1時間毎に8個のブリケット(炭の粉を固めて作った規格品の炭。豆炭と訳される)が適量とありました。
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