いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

上海に行こう(その6)

2014年11月11日 | 極楽日記(海外旅行)

 やって来ました豫園です。

 明代に18年掛けて建設された代表的な庭園。面積は2万平米だから小ぢんまりとした公園です。ちなみに北京の頤和園は驚愕の300万平米。豫園の建設はお金持ちとは言え私人。頤和園は西太后が国家財政を傾けてまで建設したものですから仕方がありません。

 こういう穴まみれの奇岩は頤和園にもたくさんありました。今では採掘が禁止されているようです。

 岩をくり抜いて掘った一体造りの狛犬。牡牝で向かい合わせに立っています。こっちは牝。口の中に玉を入れており、この玉も一緒に彫ったという執念の作。

 こっちが牡。くり抜いて作った玉なので外には取り出せません。

 伝統的な屋根の向こうには巨大なビルが建築中。街中なので借景があまり良くないですね。この辺りは古くから上海の中心部でした。

 凝った屋根飾りです。龍を配置したいのですが、皇帝を憚って後ろ半分が鯉になっています。名古屋の鯱みたい。周りは三国志の英雄だそうです。

 塀の上に龍の胴体を延々と這わせています。大変凝った作りです。

 豫園の周りは古い街並が保存されているので、古い中国らしい雰囲気がたっぷり。

 伝統的な工芸品とか印鑑(印象)、お守りの他に、マルチコプターの実演販売してる人も。

 昔からの広場が気楽なフードコートになっています。

 時間があればこういう専門店を覗くのは楽しいでしょうね。言葉は通じませんが。
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