今度は豫園の南側に出ました。お昼は台湾でもお世話になった鼎泰豐(ディンタイフォン)。
極楽息子(大小)が苦手な酸辣湯(サンラータン)。わざと混ぜてないみたいで、下に食べ進むほど酸味が強くなります。
これぞ鼎泰豐の名を世界で高めた小籠包。
他の点心も台湾と一緒です。やっぱりおいしい。
その気になれば日本にも支店があるのですが、本場中国で食べるのはまた格別な気がします。
十分に食べたところで次は上海博物館です。建物がまず印象的。
周りが広いためかそれほど大きくは見えないのですが、床面積4万平方メートル近い巨大な博物館です。これは日本の国立博物館クラスの約2倍。
中心は広い吹き抜けになっていて、その周りに展示室が配置されています。
この博物館見学の時間はわずか1時間。パックツアーは効率よく名所を巡れる利点がありますが、じっくり見たい時には不都合です。
とりあえず最上階まで上がって降りてこようということで、まずは三国時代の古銭。上海の当りは当時の呉ですから、呉の通貨です。説明によれば、三国で一番豊かだった魏も、当初は貨幣取引でなく物々交換が主流でした。
日本にも輸入された明銭。暗いのでぶれました。
家具の展示です。テーマごとに分類されており、それぞれ広い展示室が割り当てられています。真面目に見ようと思えば、最低でも丸一日必要でしょう。
翡翠の花瓶だと思います。翡翠好きの中国らしく、翡翠細工に広い展示室を充てています。その中でも扱いが大きいのでかなりの名品なのでしょうが、上海博物館のサイトでは小さな写真しか見られず詳細不明。