いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

食べて応援活動

2013年07月17日 | 飲み物、食べ物

 「米沢食肉公社」が目に付いたので買ってみました。株式会社なんですが、株主は米沢市、山形県などであり実質的には公共事業のようなものですね。米沢牛もここが中心になって処理、出荷しているのでしょう。米沢は運転免許を合宿で取りに行きました。馴染みのある町が、あらぬ風評被害に苦しんでいるのは一層お気の毒です。

 添加物を極力抑えて、時間を掛けて下処理とスモークした手作りに近いハムですね。色は地味ですが味わいが深くて、ちびちび齧ると旨いです。極楽息子(大)が気に入ってかなり手伝ってくれました。

 こちらは大人専用。純米吟醸、と言っても紙パック酒なので値段は庶民的。度数がやや低めなのは会社の方針だそうです。

 産地は福島県白河市。学生時代に白河バラ園に行ったことがあります。ここも震災で被害を受けたようですね。大谷醸造を検索すると、白河銘醸という会社が一緒に出てきます。白河銘醸の社長が大谷さん。白河銘醸は地元の小さな蔵元6社(現在は3社のみ)が共同で設立した瓶詰め工場で、蔵元のうち最大手が大谷醸造ということです。品評会用の銘酒ではなく、野球中継を見ながら楽しめるような庶民的で旨い酒を造るという方向性は、確かにこの商品に反映されています。お客様用にこれをお出しすることはないでしょうが、普段飲み用には価格以上の価値があると思います。
コメント
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