どこかで見たような絵柄だと思ったら、「そらまめくんのベッド」のなかやみわさんでした。「そらまめくん」も「くれよんのくろくん」もシリーズが出ているようです。
ハイライトの花火のページ。「そらまめくん」と同じくストーリーと言うよりは絵のインパクトで見せるタイプなので、図書館用の大型本が似合う作家です。
早速影響されて黒を塗っています。
これもシンプルな絵がお馴染みのかこさとしさん。この人が不思議なのは、理科系出身(工学博士)なのに作風には全然反映されてないこと。生物としての蟻の生態もへったくれもない展開を見ると、もう自然科学なんかどうだっていいと思っているのが伝わってきます。この人に科学絵本の仕事を依頼した出版社はいかにもずれていると思わざるを得ません。