いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

高圧洗浄機 対 黄砂

2007年06月08日 | 極楽日記

 ケルヒャーの高圧洗浄機が安く出ていましたので買ってみました。一番小型でパワーの小さいモデルですし、モデル落ちして既にカタログには載っていませんが、試してみるならこれで十分。業務用のガソリンエンジン式洗浄機もケルヒャーですから、ブランドには信頼があります。

 目的は、まず楽に洗車をすること。屋根なし駐車の極楽家では、洗ってもすぐに黄砂で車体が真っ白になってしまいます。手洗いではこびりついた黄砂が落ちにくく、非常に作業効率が悪くなっています。これを改善できれば、買った金額の元はすぐ取れるでしょう。

 洗浄している間は反動や振動が伝わってきて、強力な水流がボディをぴかぴかにしてくれる予感があったのですが、乾いてみるとご覧の通り。少しは浮き上がったようですが、凝集しただけで簡単には流れてくれません。さすがに中国奥地からわざわざ飛んできただけのことはあります。とにかくしつこい。第1戦は黄砂の判定勝ちでした。

 黄砂との戦いでは今のところ分が悪い高圧洗浄機ですが、アルミホイールのべとべとした汚れはかなりきれいに落ちました。またバーベキューグリルの焦げ付きに対しては優勢勝ち、風呂場の黒ずんだマットと椅子に対しては圧勝、洗面所排水口の真っ黒になったフィルターに対しては完勝でした。家の外壁の汚れに対しても、届く範囲ではかなり有効です。

 課題としては、利用範囲を広げるために長いホースが必要なことと、洗剤の使用です。車体の黄砂は少し浮かしただけではまた沈着してしまうほど親和性があるので、洗剤でこれを引き剥がしてやる必要があります。

 長いホースがあれば、遠くの蛇口から給水することで、いつも洗車に使っていたシャワーノズルも併用できますから、高圧洗浄機の水圧で浮かせた黄砂をシャワーノズルの水量で洗い流す、という相乗効果も期待できます。小型の高圧洗浄機は水量が少ないので、汚れを浮かせる効果はあっても、それを大量の水に分散したり、洗い流したりする効果が弱いのだと思います。だからこそメーカーも「普通の洗車より水が節約できる」と宣伝しているのでしょう。
コメント
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