今まで雑草が伸びるに任せていた裏庭(と言うより隣の日照を確保するためのセットバック)を活用するため、寒冷紗を設置してみました。枠を力任せに押し込んだら、丈夫そうなネットを掛けて、風で飛ばされないように固定するだけ。固定用の部品の使い方がよくわからなかったので、細い針金で結び付けてしまいました。
これで去年のような害虫に食われ放題の惨状からは脱却できるでしょうか?植えっ放しの原始農法から、少しは近代農業に近付いた気がしますが、真面目に考えると家庭菜園ごときでも難しいもので、寒冷紗以外にもマルチの利用や土の作り方、施肥、散水、品種の選定、植え付けや植え替えの時期、収穫、薬剤など、上級者への道は深遠です。動機の薄弱な極楽家はどこまで行けるでしょうか?
設置の前から土を入れてジャガイモを植え付けてあるのですが、この種芋は怠け者らしくて、なかなか芽が伸びてきません。タンポポが同居しているのはご愛嬌です。
極楽息子(大)が読んでいる「もったいないばあさん」ではタンポポを食べる話もありますが、詳しい調理法は書いてありません。他の「もったいない」もあまり知らずに書いてるな、という印象を受けます。節約の啓蒙書としては、こんなのより日本が世界に誇る魚柄仁之助さんの本を読むべきです。